不倫の本当に終わる時はいつ?
パートナーの人物像を推し量ろう前回のテーマの続きです。
ちょっと 答えきれていない部分がありますので 今度はここをもう少し掘り下げて行きます。
さて 「浮気は治るか?繰り返すか?」…この答えは 「人による」というと はぐらかしのように感じられるかもしれません。
テレビ番組でいいところに来て コマーシャルに入るような じらしに感じられたとしたら 失礼しました。でも正直言って これは一般的な事は言えても どなたも一般論が聞きたいわけではないとおもいますので やはりケースバイケースなのです。
では どういうケースだと浮気が収まるのかと言うと ちょっとした夫婦のボタンの掛け違いで、心に隙間が出来てしまった時に 出会い頭の事故のように、浮気相手と出会ってしまったようなケースです。
これは このボタンの掛け違った部分を、正しくかけ直せばいいので 浮気をした本人も意外と簡単に浮気を止めます。
しかし 元より 浮気をしたくてうずうずしている人が パソコンや携帯でいつも出会い系サイトで出あえる人を物色しているような場合は 要は浮気が趣味のようなものになっているので 趣味や嗜好は中々、人が止める事は出来ません。
ま、中には前者に挙げました ボタンの掛け違いと 後者の趣味派の合体ケースもありますが この場合、パートナーの浮気にあまりに鈍感すぎると 趣味が本業に変わるように 立派な浮気のプロになってしまう事があります。
ですから 何でもそうですが あまり野放しにしない事です。
特に女性は妊娠中から 出産後まで女性ホルモンの出方が変わり 女性から母へと変化する事もあり
夫の事にまで気が回りません。
もちろん 子供は二人の宝ですから 妻が子供にかまけている事を夫が反対するはずはありませんが
寂しく思うお子ちゃまな男性が多いという事は知っておくべきです。
子供に母乳で育てている時、夜泣きをされる時、産後の肥立ちも手伝って、男性には分からない不自由な事がある事を私は解ります。
しかし そういう色々な具合の悪さと言うのは男性には分かりません。
だからと言って ご主人が奥様に近寄ろうものなら 母犬が子犬を守るように ガルルルゥ~とうなるように 夫に冷たくすると そこに理解を示せる大人な夫であればいいのですが、中々そこまでの度量は無いようです。
これは妻のせいではなく、ホルモンのせいと思ってくれたらいいのですが、難しい問題ですね。
そこで 男性の無理解を解ってくれないと嘆くのは簡単ですが どういう時に浮気が始まっているかというアンケートを取れば 6割くらいまでが 妻の妊娠をきっかけのようです。
そして出産後もそのまま セックスレスになって 子供を作る目的が無くなれば そこから何十年もスキンシップをしていないという相談は山ほどあります。
そういう事で 妻の出産を機に夫の浮気が始まるのは 妻のせいではなく どちらかと言うと夫のせいでもない感じがします。
つまり その浮気の始まる原因の犯人捜しをしても、仕方がないと言えますが いつ この夫の寂しさに気づいてやれるか?という事が 浮気問題の解決の鍵になります。
要は始まってしまった浮気をどうするか、という事に妻も夫も 解決のレシピだけを欲しがりますが
私は これは本人次第だと思います。
またもや突き放し的に聞こえましたか?
これは 毎日の暮らしの中での 相手の心にどれだけ添えるかという事になるという事なのです。
例えば 私が料理教室の先生だとして、本日、実習した料理のレシピをプリントして持って帰ってもらっても、その通り家で作れなかったら同じです。
でもこれも仕方がない事です。
「物」なら分量どうり 入れたらいいだけですが 「者」は動きます。
心を持った相手に こちらが 何かを注入しようとしても 逃げられたら上手く料理が出来ません。
そういう事で やはり答えは 人それぞれです、としか言えない部分があります。
でも 少なくともこれだけは言えるのが、「うやむやにしてはいけない」という事です。
うやむやにすると それだけの答えしか返って来ません。
やはり 努力はそれなりの成果をもたらしますので 物事をこれまで うやむやにして来たり
見てみぬふりをしてきたとしたら それだけ心が離れてしまっていますから 急にお鍋に何かのエキスを足して 劇的に美味しくする事なんて出来ないと思いましょう。
と、いう事で 浮気は治るか?という事への答えは 「早い内なら」と言うのが治る可能性を高めるという事です。時間が経ってこじれにこじれた事を 苦痛から何とか早く一発勝負で治したいと望むのは 無理とう事が言えます。
では 、浮気は繰り返すか?という事ですが 確かにその傾向は強いです。
しかし これも 最初の発見時の対処仕方によって 繰り返すかどうかの 道が分かれます。
例えば 浮気をして それも夫や妻にばれずに楽しめたとしたら 例えその相手と別れたとしても
その楽しめた思い出があり、またもやその楽しみを求めたくなります。
そうなるととりあえず 今の相手と終わっても また次のターゲットを求めて彷徨うようになります。
よく 夫が浮気をしていると悲しみながらも 「うちの夫はかっこいいし女性にもてるから」と、どこかちょっと自慢げです。
私は 本当にモテる男性というのは それよど 世の中にゴロゴロしていないと思っています。
昔 知り合いで長身の郷ひろみのようなマスクをして、寡黙でどこから見ても完璧な男性がいました。
この人は どんなお店に行っても何も言わなくても女性やホステスが寄ってきました。
自分から何もしなくても女性が寄っていると言うのをモテるというと思っています。
しかしおおかたの男性は モテようとギラギラし、自分から粉を蒔いています。
女性にちょっかいを出したり、口説いたり とにかくマメです。
こういう男性は女性と知り合う事に意欲を燃やし、知り合えば女性を落とす事にとにかくマメです。
つまりいつも獲物を追い求めて 獲物へのアンテナを張り巡らせています。
程度モンはともかくとして、とにかく交際範囲が広く 積極的な男性を 妻はモテると勘違いしているのですが 男性の大部分は自分から積極的にいかないと 女性から寄ってくるという程の色男は
そんなに、大勢はいませんから 女性との飲み会や交流が多いという男性は 結局本人がマメにそういう所に 網を張りに行ってると考えるのが妥当です。
そういう事で 自称か他称かは別にして 自分から積極的にモテようとしているタイプは 浮気を繰り返します。
では そういうモテたいタイプはどうしたらいいかと言うと それは夫婦の形によるので かなり個別相談の範疇になります。
しかし一例をあげると夫のタイプとして ちやほやされたいタイプだと、やはりちやほやされる場所に行きたがるので お金を払って飲みに行き お店で遊ぶでしょう。そこから浮気に発展する事もありますが、それで 帰りが遅いとかお小遣いを使いすぎるとか 家で喧嘩ばかりになると このちやほや感を求めて一層 外に目が向くという事になります。
そういう事で 浮気を繰り返すかどうかは その程度 「癖」としてしみついているか、またそれに対し、妻がどういう見解を持っているかと言う事が 一番の解決要素になります。
しかし、そう言う場合妻の相談内容は まるで誰にでも渡せる浮気防止マニュアルがあるかのように
解決レシピを欲しがります。
要は そんなに誰にでも通用するような教科書はないのです。
夫の浮気が治るか、どうか?
また夫の浮気が繰り返すか、どうか?
私に答えを求めに来てくださいますが、私はその相談者以上に お聞きしたい事が一杯です。
教えて欲しいと求められる以上に 私が これまではどんな夫婦だった?とお聞きしたい。
私はよく相談者にこう尋ねます。
「夫(妻)はどんな人?」と聞きます。
とてもアバウトな質問です。
だからどんな事を答えてくれてもいいのです。
しかし 夫や妻が答えてくれるパートナーの人間像はとても単純です。
会社員で 何系の大学を出てて・・・・・
そんな答えしか返ってこない人もいますが 本当はもっと多種多様な答えがあるのかもしれませんが
とりあえず 一般的な面しか見てないというパートナーも少なくありません。
「夫は優しくてまじめで・・・」という妻に限って 何年も裏切られている事があります。
私がその人に合ったレシピを探しますから 私に教科書を欲しがる前に その人と成りを
よく観察してください。
私に教えて教えてという求める事ばかりではなくもう少し自分の眼でパートナーを正しく観察してください。
それからでないと レシピは発行出来ませんからね。
これは叱咤ではありません、激励ですから、気を落とさないでね。
では・・・・また。