浮気が終わった後って どんな様子?
浮気後の夫婦修復よく浮気問題の相談の中で質問をされる事は このことです。例えば今の浮気問題が片付いたとして
また別の人と繰り返すなら いつまでこういう苦労をしなくてはいけないか?という事です。
ネットの世界では浮気の撃退法とか 浮気相手との別れさせ方など指南書がありますが 実はその方法が成功しているなら 私のような所へは相談に来られないと思うのです。
よしんば、そういうネットの情報を知らない人が当方に訪れているとしても 本当に効果がある方法がネットに書かれているなら もっと他の媒体を使ってでも それは広がっているはずです。
しかし このう浮気問題に悩む人からの相談は相変わらず、増える現象にあると言うのは 浮気撲滅が
上手く機能していないか、その撲滅方法が でたらめであると言わざるを得ません。
世の中は 今や健康志向で 多くの健康本が出回っています。
ダイエット方法一つにしても、バナナダイエットがあれば 果物の果糖はダイエットの敵という事も言われます。
一日5食ダイエットもあれば 現代の生活スタイルは 2食主義がいいという事もあります。
トマトダイエットや玉ねぎのワイン漬け、酵素や、糖抜きダイエットや古くは酢大豆・・・・
はぁ~,言い出せばキリがありません。
時代の移り変わりの中で 出ては消えるブームです。
そこで 言えるのは何がいいのかと言うより 人それぞれで 玉ねぎダイエットが効いた人もあれば
野菜だけや運動を頑張ってやれた人は それなりの効果があったはずです。
つまりその方に合うやり方を見つけるという事が 大事なことであり、そこまでに至るとそれは
ほぼ成功したも同じだと言えると思うのです。
夫婦問題に関してもカウンセリングと言うから、いかにもある一つの方法をカウンセラーが教えるというような印象を持たれるのですが 夫婦の数だけ問題が多種多様であるように本当は問題によって解決方法は千差万別であるという事なのです。
そういう意味で浮気の撃退法があるとしても、すべてのパターンを教えるという事にはならず、カウンセリングを受けに来られた方にはこういうパターンがあるとお示しするという所まで止まりであるように思います。
今から書くことは ある意味 相談者にはショックかもしれませんが ズバッと一発勝負で効果のある方法はありません。
長い間苦しんで来られた方こそ その苦しみに嫌気がさし、何とか手早い解決をと望まれます。
しかし その長い間苦しんできたと言う所が曲者で 長い間の苦労はそれだけ病巣を深くしたという場合もあるのです。
浮気問題を複雑にしているのは 実は浮気相手の存在よりも 本当はそれに苦しむ妻や夫が、浮気が発覚した後の行動なのです。
解決法を求められる時に、これまでの夫や妻の浮気の経緯を話されます。
しかし本当に心配な事は浮気が発覚した後の 夫婦の話し合いです。
浮気相手に直接、直談判している人は 勇ましい限りですが それで成功していたら 当方には相談に来ることはなかったと思うのですが それに何らかの行き詰まりを感じているから 来訪して下さることになったのだと思います。
そこで浮気問題を解決するカギとして あまり当人どうしで やり合っていない事が理想です。
色々思い悩んだ中で どうしようもなくて、一人で行動をお越し 浮気相手に直談判したと言うことの気持ちはよく分かります。
その上で こじれてこじれて どうしようもなくなって当方へ来訪頂いたご苦労はお察ししますが
それでも、心を鬼にして言いたい。
出来れば手つかずの段階で 相談に来てほしい。
家庭の問題を人に相談するのは、気が引けることはよく分かりますが それでもあえてお願いしたい。
救急患者を素人が危篤状態を救おうと素人判断で手術すれば間違いも起きますし、何よりも そうした素人療法で手遅れになる事を一番に懸念します。
そういう事で できれば 浮気を発見した時は、素早く相談してください。
自分たちだけで 手を下し、ごちゃごちゃにこじれた状態で 相談に来られたら そのごちゃごちゃを
解きほどく事に作業を取られ、浮気封じ込めと言うところまでは なかなか時間が掛るのです。
おっと、話が反れましたが 何が言いたかったかと言いますと、もしこういう自己流の手立てをした後に来られたとしたら まずはその事をお話し下さい。
それによって やるべき事がまったく違ってきます。
つまり相談者は 解決方法を まるで何かパターン化しているダイエット方法のように ノウハウを聞きに来られます。
これには 何か食事療法の料理のレシピみたいに 書いた物をお渡し出来たらいいのですが 本当はそんな物はありません。
例えば成人病で病院に入院すれば まずはこれまでの生活習慣を聞かれます。
それと一緒で これまでどういう対策を取ったかと教えて頂く事が先決になります。
しかし 相談者の質問は
「夫(妻)の浮気は治りますか?」
「もしかしたら繰り返しませんか?」
「夫婦は今後上手く行きますか?」
「こんなことになった夫婦が本当にやり直せますか?」
・・・・etc
先へ先へと思いが馳せる事は よく分かります。
でも 今までどういう事をしてきたか、という事が実は解決の大きなカギとなりますので
むしろ これまでどうであったか?という事を教えて頂きたいのです。
まず 夫婦が仲良かった時代の事、
そして段々何か疎遠に感じだした時代の事、
浮気を疑い出した時代の事
浮気が発覚し 喧嘩をし出した頃の話、
浮気の事に付いて どのように動いたかという話、
これらの事を詳しくお教え頂きたいのです。
これが浮気相手の退治方法を決める決め手になります。
普通に考えると 浮気は治らないと言われます。
しかし その浮気をさせた背景が必ずあります。
夫婦の不和が原因なのか そもそも夫や妻が浮気体質なのか?
一度っきりの浮気かどうかも 判断の基準になります。
この根底にある物が 体質的な物なのか、どうかによって 解決策も違ってきます。
何度も繰り返しますが 浮気退治の方法は A4の紙にぺろ~と書けるものではありません。
料理のレシピのように みんなが同じレシピを使えるものではないのです。
ご主人や妻の浮気の原因が これまでのいきさつの中に必ずあります。
体質的な先天的な物か、後発的な物か?
後遺症が残る物か 否か?
これは レントゲン検査のように もう少し 病巣の中身を見てみないと分かりません。
でも 浮気が止まるか 繰り返すか・・・・
そんな一般論に押し付けて考えても あなたのケースはあなたの唯一のケースです。
決して一般論では片づけられないと思います。
私への相談は なるべく 病気発見後、速やかにお越しになる事をお願いします。
先日も あったケースで 探偵を着け それが探偵が下手打って、調査が発覚し、当方に相談に来られました。
そうなると浮気さし止めという段階ではなく、調査がばれた事への夫婦のこじれで四苦八苦し
浮気問題はそっちのけです。
また、本当に調査が必要になっても 一度失敗されていたら それ以上の事は出来なくなります。
浮気を繰り返すも そうでないのも 初めての浮気を発見できた場合の初動の行動が物を言います。
そういう意味で 早期発見 早期治療をめざし 傷口がごちゃごちゃにならない内に縫合すると
後も残らず 綺麗に回復するのです。
調査もばれて 浮気相手とも談判し、ご主人は浮気を認め 開き直られたら、後はなすすべが残り少ないです。
解決の道を残したままで お越し下さるのが助かります。
以上