ヘアカラー選びと注意点① ~パーソナルカラー~
こんにちは。
パーソナルカラーリストの馬上久恵です。
先日、住友生命「Vitality」プラザ大阪梅田Advance店で
「ベースカラー診断&メイクアドバイス」セミナーが開催されました。
「パーソナルカラー」つまりご自身を輝かせる「色」を知ることで毎日を楽しく過ごすための
ヒントや好印象を与えるスタイル作り、またビジネスシーンにおいての「色」の活用法などを
お伝えするセミナーです。
このようなパーソナルカラーに関連するセミナーを「Vitality」プラザ大阪梅田Advance店で
年に何度か開催されます。
その際に講師として呼んでいただいております。
自然光がたくさん入るこの場所でのセミナーは、毎回カラー診断をする私も参加されるお客様も
とても明るく前向きな雰囲気の中でセミナーを進めることができます。
今回のセミナー内容は
・ベースカラー(イエローベース・ブルーベース)を診断
・ベースの色でのメイク体験
となります。
セミナーに参加のお客様からの質問で
□質問
「ブルーベース」と診断されましたが「イエローベース」でメイクをすると
どんな風になりますか?
□答え
印象としてわかりやすのが顔色の印象です。
例えば「ブルーベース」の人が「イエローベース」のメイクをした場合
・顔色が黄黒くくすんだように印象になる
・顔の輪郭が膨張して見える
などが見える印象としてあげられます。
実際にセミナーに参加されていたN様。
以前のパーソナルカラー診断セミナーで「ブルーベース」という結果でした。
ですが今回のN様は、イエローベースの明るい金髪に髪を染めていました。
応援している推しの髪色がイエローベースの金髪で、同じ色にしてみたかったという
なんとも可愛い理由がありました。
では、このように「ブルーベース」の方が「イエローベース」の髪色にした時には
どのようにメイクをするのが良いでしょうか?
まずお顔の印象としては
「イエローベース」の効果として顔の輪郭が膨張して見えることで
お顔全体がふっくらと膨らんで見えます。
また、お顔全体が本来の顔色よりも黄色く見えます。
では、髪は「イエローベース」の金髪でも本来の「ブルーベース」のメイクカラーに
する方が良いかというとそうではありません。
やはりベースをそろえることで統一感がでてまとまりのある美しさ
に仕上げることができます。
実際にN様も、お越しいただいた時にはブルーベースの口紅やアイカラーでメイクをされていました。
すると、髪色とメイクカラーでの色の対比効果により口紅やアイカラーの色が
暗く沈んで見えていました。
暗く沈んで見えるということは、疲れた印象に見えてしまうのです。
そこでアドバイスとして
「明度の高いイエローベースの金髪」の髪色の時は
メイクもイエローベースで統一感を出し、口紅やアイカラーも今よりも
ワントーン明るいものでメイクをしてくだい!とお伝えしました。
セミナーの時間内で口紅やチークの色を変えてメイクをすると
お顔色がパッと明るくなり、健康的な印象に変わりました。
お顔は確かに少しふっくらとして見える印象ですが、チークの入れ方や
シェーディングをすることでほっそりと見せることができます。
このように、本来のベースカラーと違う色でもご自身を輝かせることができます。
大切なのは「好き!」と「似合う!」をどう共存させるかです。
私は「イエローベース」だから「ブルーベース」だからにこだわるのではなく
色の効果による見え方、見せ方でご自身を演出してみてください。
ベースにこだわりすぎるあまり、今のご自身の魅力を半減させてしまっている
例をたくさん見かけます。
今の私の髪色は・・・?
今の季節に合うメイクカラーの色のトーンは?
今の私はどんな風に見られたいか?
など、今のあなたが望む色を上手く使うことが何よりも大切です。
■関連コラム
・40代・50代・60代 綺麗で似合う洋服選びはイエローベース・ブルーベースに
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・40代・50代・60代 大人若見えコーディネートを作る3つのポイント
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■馬上久恵 HISAE MAGAMI
ジュエリーメーカー勤務での販売経験の中で女性が本当に美しくなるためには
内面・外面の充実が必要不可欠であると感じる。
現在大阪で総合的な美しさを引き出す
マナー、コミュニケーション&色彩心理も交えたパーソナルカラースタイルを伝える教室
「Applause of Color」を主催。
個人向けコンサルタント、セミナー講師、専門学校講師として幅広く活躍中!