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馬上久恵

その人の魅力をカラーとマナーで引き出すイメージ作りの専門家

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コラム

「似合う色って何色?」パーソナルカラーを活用できる洋服の選びの質問とは

2021年7月2日 公開 / 2021年10月2日更新

テーマ:パーソナルカラー

コラムカテゴリ:スクール・習い事

コラムキーワード: パーソナルカラー 診断カラーセラピーパーソナルカラー

こんにちは。
パーソナルカラー&色彩コミュニケーション講師の馬上久恵です。

「先生、私のパーソナルカラーは何ですか?」ということをよく尋ねられます。
私たちパーソナルカラーリストであっても初対面の方やテストカラーをあてたことが
ない方のパーソナルカラーを即答することはできません。

なぜなら、パーソナルカラーはその方の

雰囲気にあう色や似た色をアドバイス

するものではないからです。

様々なテストカラーをあてて初めて正確な診断ができるのです。

今日は、「パーソナルカラー診断を受ける時に的確なアドバイスがもらえるためのちょっとしたポイント」から
洋服選びに活かせる質問をお伝えしたいと思います。

目次
①似合う色ってすぐにわかるの?
②色の効果を知ることで似合う色の幅が広がる

①似合う色ってすぐにわかるの?

「先生、私は何色が似合いますか?」よく聞かれる質問です。
「すぐにはわからない」と答えるとすごくがっかりされてしまいます。

がっかりする様子をみると胸が苦しくなるのですが、私たちパーソナルカラーリストは
テストカラーをあてて初めてプロとしての診断ができます。

例えば、黒髪で目鼻立ちがはっきりしている。
モノトーンの洋服を好んで着るしっかり者のイメージの方がいるとします。

その雰囲気から「冬」のカラーが似合うと決めつけてアドバイスをした場合
それは似合う色のアドバイスではありませよね。

雰囲気に合う色になってしまいます。

私たちは物体を見る時、無意識に色と形と質感を見ています。
視覚からの情報の割合は色が80%、形や素材(質感)は20%になります。

人を見る場合に、顔の輪郭や大きさなどは形になります。
また、その人の雰囲気などは質感と考えます。

全体のコーディネートを考える場合は似合う形や質感もとても大切な要素になりますが
あくまでもパーソナルカラーは色です。

テストカラーをあてながら顔色の変化などを見て、その方の持っている
色素傾向にしっくりと合う色を探していきます。

診断後にご自身のコーディネートにパーソナルカラーを取り入れるのに
理解しやすいのは
①似合う色のグループを知る
②その色の特徴を理解する
③見せたい自分、なりたい自分を表現するための色と形、質感を
トータルでつなげて考える

パーソナルカラー診断を受けられた方の中には、似合うと言われた「色」にだけ
とらわれすぎて逆に色選びができなくなってしまう方が
本当にたくさんいらっしゃいます。

アドバイスを受ける時は単色でのアドバイスではなく、似合う色を
グループとしてとらえた色の特徴をしっかり教えてもらってください。

これは専門学校でのパーソナルカラーの授業でもしっかりお伝えする
大切な部分。

例えば
SPRINGの特徴 イエローベース
鮮やかで澄んだ色 明るくソフトな色

AUTUMNの特徴 イエローベース
色みの強い濃い色 濁りのあるソフトな色

SUMMERの特徴 ブルーベース
明るく澄んだ色 濁りのあるソフトな色

WINTERの特徴 ブルーベース
鮮やかでシャープな色 明暗のコントラストが強い色

色の特徴はもっと細かくたくさんあります。
これらの色の共通点で似合う色を探していくことで
他のグループの色も上手く活用でき、似合う素敵なコーディネートが
作れます。


似合う色のアドバイスはその方の雰囲気やイメージだけで
アドバイスできないことを理解していただき
本当に似合う色をざっくりグループで聞いてみましょう。

そうすることで「似合う色はこの色」と色を決めつける
ことがなくなります。


②色の効果を知ることで似合う色の幅が広がる

ある雑誌のっていたピンクのTシャツ。
2枚並んでいてこんな文言で紹介されていました。
大人っぽいくすみピンク。(暗めの色)
もう一枚は
肌なじみのいいコーラルピンク。(明るめの色)



色の明るさも違うのですが、ここで注目したいワードがあります。
◍大人っぽいくすみ
◍肌なじみのいいコーラル



パーソナルカラー診断後に色を上手く取り入れることができない方の多くが
自分のなりたいイメージと違う!というのがあります。

特に「春」タイプと言われた方の多くが、春の色のグループが
どの色も

派手に感じて

取り入れることができない!といわれます。

今は大人の女性にも大人気のくすみカラーを普段のコーディネートに
とりいれたい方も多く、鮮やかな色に抵抗を感じる方も少なくないのです。

ただ、このくすみカラーは取り入れ方を間違えると肌がどんよりして
疲れた印象に見える場合があります。

「くすみ」といわれる色の特徴は鮮やかな色にグレーをまぜることで
透明感ではなく複雑で柔らかさを感じる色になります。
これらの色は肌の色をなめらかに見せソフトな質感を出す効果があります。

また、「コーラル」とは珊瑚色のことでイエローベースのカラーになります。
イエローベースは血色があがり元気に見える効果があります。

例えば、肌をなめらかに、そして柔かい印象を与えたい場合は
「くすみ」カラーを選び、顔色を元気に見せたい場合が鮮やかさを感じる「コーラル」を選ぶ
ことで自分のなりたいイメージに近づくことができます。

見せたいイメージ、なりたいイメージから色を選んでいくと
納得のいく色選びができるようになるということです。

鮮やかな色が多い印象の春や冬のグループカラーであっても
必ず似合う「くすみ」カラーはあります。

だからこそ、今のイメージからのアドバイスではなく
なりたい自分のイメージの色をアドバイスもらえると
その後のコーディネートに活かすことができます。


<POINT>
パーソナルカラーリストとして1番残念に感じるのは、せっかく受けたカラー診断が
その後、ご自身のコーディネートに活かせていないということをお聞きする時です。
一言にパーソナルカラーリストといえども、さまざまな伝え方やコーディネートのアドバイスがあります。
できるかぎりパーソナルカラーを活かし楽しんでいただくためにも
なりたい自分のイメージをある程度伝えられるように診断を受けられる時には
メモなどに書いておくといいですね。

<関連コラム>
●色白効果と涼しい印象を与える色~パーソナルカラー~
https://mbp-japan.com/osaka/applause/column/5088494/

●似合う色の傾向が知りたい パーソナルカラーを見つける
簡単セルフチェック
https://mbp-japan.com/osaka/applause/column/5086826/

<ホームページ>
http://applause-of-color.jp/

<研修会・セミナー>
https://mbp-japan.com/osaka/applause/service2/
https://mbp-japan.com/osaka/applause/column/5074751

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