流行色が似合わない場合の取り入れ方 大阪マナー&カラー個人指導教室
こんにちは。
パーソナルスタイリストの馬上久恵です。
秋色の洋服やメイクパレットなど雑誌や街を彩る色に少し変化を感じますね。
さて、秋からのお洒落はどうしようかな?そんなふうに感じる機会も増えるこの時期
まずは自分に自信がつく「カラー」を見直してみませんか?
今日はあなたらしさを輝かせる秋から楽しむカラーの選び方の秘訣を3つ
ご紹介します。
①なりたい自分のイメージ作り
お友達について相談にこられたAさん。
「私は以前パーソナルカラー診断を受けたので 今日は診断はいりません」と・・・
私が以前の診断結果をお聞きすると
「濁った色が似合うと言われました。シーズンは秋でした」
とのこと。
その答えを聞いて私が一番驚いたのは秋という診断結果ではなく
「濁った色」という答えでした。
秋のイメージの色、確かに濁色と言われる色が多く含まれる色のグループです。
イメージは秋に色づく紅葉や銀杏の葉のような落ち着いた黄色など
柔らかく暖かい色のグループです。
決して秋の色のグループは濁った色のグループではないことを強くお伝えしたいですね。
どの色のグループにも澄んだ色は存在します。
洋服やメイクカラーを選ぶのに大切なのは
「なりたい自分」「魅せたい自分」
を頭の中にイメージすることです。
・落ち着いた大人の雰囲気
・優しく女性的な印象
・モードでカッコイイスタイル
そんな風にイメージをしっかりと持つことで必要な色、スタイルが見えてきます。
イメージを描くことが難しいと感じた時はファッション雑誌などを見て
自分が好きだと思えるものを見つけにいきます。
まずはイメージを頭の中にインプットしてみましょう。
そしてなりたい自分のイメージをその色は表現できるのか?
そんな風に考えるのも色選びには大切です。
色はあなたの印象を左右する大きな物差しとなりますから。
②大切なのは「透明感」と「明るさ」
濁った色が似合うとアドバイスを受けたAさんはとにかくグレーが多く混ざった
印象の洋服を着るようになったそうです。
似合う色というのは顔が明るく見えて、肌が輝いて見える色のこと。
肌の「透明感」と「明るさ」は健康的でイキイキした印象を作ります。
色選びで大切にしたいのは、似合う色は一瞬で顔色が明るくなるという意識です。
メイクでいえばたかが何ミリの色で
印象が変わるのです。
濁った色というアドバイスを受けたことで自分の肌が良い方向に向かうことよりも
濁った色を選ばないといけないという意識が強くなってしまったAさん。
似合う色は必ずあなたの肌に透明感と明るさが加わります。
今、手にしたその色で必要な美しさが取り入れられるのか?
洋服やメイクカラーなどの物の色だけを見るのではなく
ご自身とその色がどれだけ調和しているかの確認が大切です。
③明るさのスケール
似合わない色を身に着けていることで、いつも肌がくすんで見えるケースはたくさんあります。
どんな色もその色を使う時、心と体に影響を与えます。
誰もがみんな似合う色がたくさんあって
それに気がついた人から皆さん若々しく綺麗になっていく。
自信がつくことで明るく前向きな気持ちで毎日を過ごせるようになります。
ちゃんと似合う色を身に着け、新しい自分を見つける第一歩として
まず色の明るさ
に注目してみましょう。
赤や青といった色みではなく、どのくらいの明るさが自分の肌を美しく見せるのか?
今からのシーズンは全体的にトーンの落ち着いた色が多くなります。
明るさが肌に与える効果は
・明るい色
+の効果 顔色も明るく白く感じる
-の効果 顔の色みが抜けて不健康な印象になる
・暗い色
+の効果 顔の色みが強く輪郭線もハッキリする。
-の効果 シミやシワなどが強く感じられる
似合う色を見つけると聞くと、何色がといった色みに意識を向けることが
多いのですが、まずは自分が得意とする明るさの度合いを知ることはとても
大切です。
明るさをチェックするのはグレーを使うといいですよ。
明るいライトグレーか、暗いダークグレー、ちょうど中間のミディアムグレーなど
いろんなお店で顔色の変化を確認してみるといいですね。
得意な明るさが見えてくると、メイクカラーなども選びやすくなります。
まずは肌の透明感を出す明るさ
に注目してみましょう!
似合う色を身につける・・・
肌が美しく見え華やかな印象になります。
結果、前向きな気持ちにかわっていく人をたくさん見てきました!
どんな年代の人にも柔軟な気持ちで「いい」と感じられるものを
取り入れる心で秋からのお洒落を楽しんでほしいと思います。
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