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馬上久恵

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コラム

パーソナルカラーは自分のなりたいイメージに調整してくれる色

2021年5月15日 公開 / 2021年5月16日更新

テーマ:パーソナルカラー

コラムカテゴリ:スクール・習い事

コラムキーワード: パーソナルカラー 診断パーソナルカラーアンチエイジング

こんにちは。
パーソナルエレガンス・スタイルアドバイザーの馬上久恵です。

パーソナルカラーの授業を専門学校で行っています。
その時に1番多く聞かれるのが
「私はイエローベースだから・・・」の声。

「どこかで診断の経験があるの?」と聞くと
ほとんどの皆さんの答えが
「だって私は肌が黄みを感じるからイエローベースでしょ!」
という声がすごく多いのです。

今日はパーソナルカラーを見つける時の肌の色と似合う色との調和について考えてみたいと思います。

<目次>
①パーソナルカラーの色の特徴
②肌の色と似ている色が「似合う色」ではない
③どう見せたいか?の見え方を調整できる色がパーソナルカラー

①パーソナルカラーの色の特徴

パーソナルカラーのグループは春・夏・秋・冬と4つのシーズンから組み立てられています。
グループは大きく2つにイエローベース・ブルーベースに分かれていて
春・秋がイエローベース、夏・冬がブルーベースになっています。

◍春のグループの特徴はイエローベース、明るくクリア、カラフルな色が多いグループ。
春の色を着た時の印象は「キュートで華やかな印象」になります。

◍秋のグループの特徴は、イエローベース、暗くソフトで深みのある色が多いグループ。
秋の色を着た時の印象は「ゴージャスで大人っぽい印象」になります。

◍夏のグループの特徴は、ブルーベース、明るくソフト、穏やかな色が多いグループ。
夏の色を着た時の印象は「エレガントで優しい」印象になります。

◍冬のグループの特徴は、ブルーベース、暗くクリア、さえた色が多いグループ。
冬の色を着た時の印象は「きりりとしたカッコいい印象」になります。

それぞれの色のグループは色の共通性を持っているので
同じグループでコーディネートすと、まとまりのあるコーディネートができます。


②肌の色と似ている色が「似合う色」ではない


パーソナルカラー診断をする上で私たちカラーリストはその方の肌の色と
テストカラーの調和感をそれぞれの色の特徴とともに照らし合わせ見つけていきます。

「肌の色に黄みを感じるからイエローベース」ということはありません。
肌の色との調和を考えて、メイクカラーもファッションもイエローベースにされている方は多いですね。

例えば、イエローベースの色は似合う場合には顔色の血色がよく見えて
健康的でイキイキした表情になるのですが、
似合わない場合は黄みが強く反映されることでさらにお顔の色に黄みをプラスさせる場合があります。

ブルーベースも同じで、肌に青みを感じるからとブルーベースの色を合せていると
肌の色みが白く抜けすぎて、不健康で疲れた印象になる場合があります。

パーソナルカラーとは、自分の肌に似た色ではなく
1番良い状態に調整できる色のことです。

ある程度の年齢を過ぎると肌が黄色く、くすんだように感じる時があります。
原因としてメラニン色素の沈着や、ホルモンバランスの影響があります。

そんな時はブルーベースの色でお肌の色みを薄くして、スッキリとした印象
にする方が輝いて見えるのです。

お肌に似た色でしっくりと調和させる場合もあれば、あえて逆に色の効果を使って調整していく場合があります。

似合う色を探すのに大切なのは、自分のなりたい方向性へ調整してくれる色を探すことです。

顔色をすっきり見せたい・・・
シミやシワを目立たなくしたい・・・
などなど、ご自身がカバーしたい箇所を整理してみましょう。

③どう見せたいか?の見え方を調整できる色がパーソナルカラー



年齢が上がると、それぞれに悩みがでてきます。

お肌のトラブルと一言でいっても、くすみ、目の下のくま、シワ?
そして、精神的な悩みだって色々・・・

だからこそ、この色しか似合わないと色を限定することはありません。
「似合う色」の傾向「似合わない色の傾向」を知ることがカギです。


自分の魅力を引き立てる色を見つけたい時こそ、単色の色にこだわらず
まずは色の傾向を見つけていくようにしていきましょう。

例えば、
◦明るい色のグループであまり鮮やかさは強くないもの
◦ちょうど中間あたりの明るさで少しマットなイメージのグループ
◦明るい色は顔がぼけるから少し落ち着いた明るさの方がいい
◦鮮やかな色は洋服の色ばかりがめだってしまうからやめよう
などとご自身がイメージしやすい言葉で表現してみましょう。

イメージを言葉で整理することで、自分がなりたいイメージが明確化してきます。

お店での簡易な診断では電球の色の影響からでしょうか
「イエローベース」という診断を受ける人が多いように思います。

パーソナルカラーでは、人の肌の色みも黄み系、青系にわけています。
青み系とはピンク系のことで
「黄み肌」「ピンク肌」に分類されます。
ちょうど黄み肌とピンク肌の中間な人もいます。

また、パーソナルカラー診断では肌の質感もみます。
皮膚の薄い、厚いなどの質感も含めてトータルで肌の色の傾向と調和する色を見つけていくので
何度も言いますが黄みが強いからといって「イエローベース」と決めつけてしまうのはやめてくださいね。


ベースを見極める簡単なチェックとして「手首」を使います。
例えばファンデーションの色みをみる場合でも ピンク系とベージュ系を悩んだ場合 
2色を手首の上に塗り20分から30分時間を置きます。

時間がたって確認した時、ぬっていない周りの肌色も艶っぽく見えたり
明るく見えたらその色があっています。

逆に似合っていない場合は、ぬっていない周りの色が暗く沈んだように見えています。

<POINT>

自分のパーソナルカラーを見つけるのは、肌の色みだけにこだわるのではなく
自分のなりたいイメージに調整できる色を探していきましょう。

例えば、お顔の血色を上げて健康的な印象な見せたい場合は「イエローベース」
くすみなどが気なって色を白く見せたい場合は「ブルーベース」

また、肌にツヤを出し元気な印象をだしたい場合は高彩度の色。
すっきり透明感を感じさせたい場合は低彩度の色が効果的です。

キレイへの近道は「なりたい自分」に調整してくれる色を探すことです。
イエローベースと言われる色の中にもブルーベースの効果を出してくれる色がありまたその逆もあります。

まずはざっくりと、なりたい自分のなりたいイメージを決めて、そこに必要な色をさがしていきましょう。

それこそがあなたの魅力を最大限に活かすパーソナルカラーです。

<関連コラム>
●上手くパーソナルカラー診断を受けるための質問とは
https://mbp-japan.com/osaka/applause/column/5073729/
●自分に自信を持つ
https://mbp-japan.com/osaka/applause/column/5068112/

<ホームページ>
http://applause-of-color.jp/

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https://mbp-japan.com/osaka/applause/service2/
https://mbp-japan.com/osaka/applause/column/5074751/

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