美人に見えるマスクの色とメイク~40代からのメイクのポイント~
こんにちは。
色彩コミュニケーション&パーソナルカラー講師の馬上久恵です。
先日、ある女性からこんなご相談を受けました。
「娘が自分は目が離れているから、メイクをしてもうまくいかない・・・
自分はふとっているから、どんなお洒落をしたらいいのかわからない!」と
すごく悩んでいます。
先生、娘にメイクやファッションのアドバイスをお願いしたいのですが
というものでした。
悩みを解決していくのは難しそうに感じますが、1番の早道な方法・・・それは
「自分に自信を持つことです」
今日は、「自分に自信を持つ」についてのお話しをしたいと思います。
<目次>
①自分の長所を活かした「自分ブランディング」
②鏡との距離を保つことは欠点が気なる心と距離をおくこと
①自分の長所を活かす
コンプレックスになっている容姿の悩みには 自分が理想としている、自分の好みと違う場合
全体の一部についてコンプレックスを感じる傾向が見られます。
教室のレッスンにお越しになる生徒様には、はじめに少し時間をかけてカウンセリングを行います。
「望む方向性」について
それはキャリアアップを目指すのか、婚活を成功させたいのか、お洒落をもっと楽しみたいのか・・・
その望む方向性に向かえる自分を作っていくのに、メイクやファッションをトータルで磨いていきます。
いざレッスンが始まると、皆さんそれぞれ理想の自分、なりたい自分があります。
理想の自分をお話しされる中で、自然とでてくるのが「欠点」のお話しです。
「私はキツク見られる細い目が嫌いです」
「目が離れているのが嫌です」
「顔が大きいから小さい顔の人がうらやましい」
など、欠点を隠したいというお話しがたくさんでてくるのです。
皆さんにお伝えしたいこと・・・
自分ブランディングをするのに大切なことは
「自分の魅力」
を知ることからはじまります。
「キツク見られる細い目が嫌い」とおっしゃった生徒様は黒のアイラインでしっかりと
ラインを入れていました。
そのラインがよけいに目をキツク見せ、小さく見せていたのです。
黒からブラウンのアイラインに変え、目の周りを全部囲いこむメイクをやめたところ
キツク見られる印象はなくなりました。
アイカラーの色も変更すると、会社でたくさんの人に印象が変わったとほめられ
自信ができたそうです。
彼女が欠点に感じていた部分は彼女が欠点にしていただけなのです。
目が離れていると感じているならば目頭とノーズシャドーにポイントを置いたメイクをします。
また、眉も眉尻を短めに描くなどの工夫をすることで印象が変わります。
娘さんが欠点と感じている目が離れた人の印象は
可愛い、親しみやすい、守ったあげたくなるなどがあります。
強くしっかりした印象に憧れていたがゆえにこの可愛いく見える印象が嫌だったのでしょうか?
そうでなければ、この可愛い印象を最大限に活かしたメイクをするだけで
前向きな気持ちになるのではないでしょうか?
カラーもそうですが、自分のもっている本来の魅力を最大限に活かすことが綺麗になる絶対の近道です。
自分の魅力はどこか?自分を客観的に見るようにしてみましょう。
ないものねだりの無理をしたメイクやファッションは、あなたらしさを失うだけでなく
どこかぎこちない印象を作ります。
自分の個性をいかすメイクやファッションは必ずありますよ。
②鏡との距離を保つことは欠点が気になる心と距離をおくこと
メイクレッスンやアドバイスをしていて感じることが、皆さん鏡の位置が顔から非常に近いのです。
「そりゃ、だんだん見えにくくなるから・・・」なんて声を聞こえてきそうですが
これは年齢に関係なくそうされる方が多いのです。
例えば
◦目の周りのシワが目立ってきた
◦シミが濃くなってきた
◦一重が気になる
◦眉毛が上手く描けない
鏡と顔の距離が近く、1点だけを集中して見るのでその部分だけが気になってしまいます。
メイクもファッションもそうですが、少し距離をおいて見ることはとても大切です。
なぜなら、大切なのは「バランス」だからです。
気になるからと眉毛ばかりを見つめ、集中して眉毛を書いていくと
後でアイメイクや口紅を塗るとものすごくメイクが濃いようなイメージになります。
顔全体、あるいは首から上を鏡の中に入る距離でお顔全体をみていきます。
そうして距離をあけることで1点集中の欠点恐怖症と心の距離が保てるようになります。
メイクもファッションも自分で「これだ!」というバランスが大切です。
街を歩く綺麗な人たち全員、お顔立ちがものすごく綺麗な人たちばかりではありません。
振り返りたくなるような綺麗な人達って、全体のバランスのとり方がとてもお上手です。
まるでファッションやメイクで自分らしさを楽しんでいるようです。
外に意識を向けすぎると、流行のスタイル、流行の色ばかりが気になります。
そこと比較することで自分の大切な長所が見えなくなってしまうのです。
自分の内面に意識を向け、自分に似合うバランスでメイクやファッションを楽しみましょう。
<関連コラム>
◦自信がないと落ち込んだ時 30代・40代色彩コミュニケーション
⇒https://mbp-japan.com/osaka/applause/column/5057046/
◦マイナス思考を改善したい ⇒https://mbp-japan.com/osaka/applause/column/5056324/
<セミナー・企業研修>
https://mbp-japan.com/osaka/applause/service2/
◦第一印象から素敵を「営業のマナー」
◦安心感を与える「ビジネスマンの身だしなみ」
◦人生を楽しむ最高の自分の魅せ方「40代からのセルフブランディング」
■馬上久恵 HISAE MAGAMI
心を奏でる色のコンダクター。
色彩コミュニケーション&マナー講師。 パーソナルカラーリスト。
ジュエリーメーカー勤務での販売経験の中で女性が本当に美しくなるためには、内面・外面の充実が必要不可欠であると感じる。
現在大阪で総合的な美しさを引き出す
マナー、コミュニケーション&色彩心理テクニックを伝える教室
「Applause of Color」を主催。
個人向けコンサルタント、セミナー講師、専門学校講師として幅広く活躍中!