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摺木陽介プロは琉球放送が厳正なる審査をした登録専門家です

食品衛生保健会社の方から聞いた興味深い『へぇ〜』な話し

摺木陽介

摺木陽介

テーマ:食品衛生 消毒 菌 食中毒


私が経営するカフェのYUNAMI FACTORYでは隣接する食品加工所も運営しており、

紅芋シュークリーム

ガーリックオイル


といった自社オリジナル食品の製造販売を行なっているのですが、定期的に民間の食品衛生保健会社さんに来て頂いて工場内の衛生チェックや細菌数の検査などを行なっております。

あと、商品の賞味期限検査や成分表示検査などもお願いしています。

その会社の担当の方から聞いたお話しが興味深かったです。


食品関係の衛生検査を行なっているので、さまざまな食品会社の食品関連商品を検査する事が多いのですが、一度オードブルを検査した事があるそうです。

オードブルといえば、中華オードブル、洋風オードブル、和風オードブルなどさまざまありますが、沖縄の一般的なオードブルといえば、鳥の唐揚げ、エビフライ、エビチリ、春雨、握り寿司、いなり寿司、ローストビーフ、ミートボールが入っていたり、和えものがあったり、お店によって様々ですが大体こんな感じです。


あるオードブルを検査した際に驚いたのが、握り寿司やいなり寿司、巻き寿司が一番菌が少ない。


ということがわかったそうです。


寿司系は温度が低い状態で調理され、しかもシャリにお酢がきいているので殺菌されている状態になっていて、他のオードブル食材に比べて痛みづらいとの事です。

しかも寿司は生ものだとみんなが認識しているので、『痛む前に食べよう』と無意識に他のものより先に食べるので、最後まで残る事が少なく菌が増えずらいという理屈もあるそうです。

話を聞くと納得ですが、その前の私の感覚では生もののイメージからすると寿司系が一番菌が多いのかなと思ってましたのでかなり意外でまさに『へぇ〜』な反応でした!


逆に一番菌が多いのは揚げ物、和えもの



オードブルの中で一番菌が多いのは『揚げ物』や『和えもの』
だそうです。

これはなぜかというと、揚げ物は揚げたてはかなり高温なのですが、オードブル容器に入った状態で食べるまでに時間がかなり経過すると温度が20℃〜50℃くらいになります。

その温度帯が菌が一番発生しやすい温度になっており、その温度になりやすい時間が経った『揚げ物』や『和えもの』が菌が増えやすいとの事です。

もちろん、極端に湿度が高い時期に長い時間放置された残りものなどを食べるなどをしない限りは大丈夫ですし、冷めたものであれば電子レンジでチンをして温め直す事もできるので、そこまで神経質になる必要はないとおっしゃっていましたが、知識として認識しておくことは大事だとおっしゃっていました。

でも確かに食中毒は怖いですからね。

私も過去に一度生卵で食中毒になった事があり地獄の様な苦痛を味わったので、気をつける様にはしています。


菌が発生しやすい温度には気をつけましょう。

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摺木陽介
専門家

摺木陽介(飲食店経営アドバイザー)

合同会社YUNAMI FACTORY

『人口の少ない田舎でも成功できる』店舗経営・運営をサポート。都会の集客と違い、田舎には田舎の集客方法があります!その方法をお伝えします

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