社長が跡継ぎへ伝えたい「社員に信頼される社長の行動」
家族経営の会社における、親子間の経営の引継ぎで一番重要であるのは、我が子に甘く接しないことです。
我が子を後継者として立派に育てるには、親としての感情を優先せず、これからの経営を陣頭指揮する社長として、客観的に能力を評価しアドバイスする必要があります。
特に、創業して苦労した父親が先代社長の場合、我が子には苦労させないように何でもお膳立てをしてしまった結果、子どもに社長として必要な修羅場や、挫折を経験させなかったことで、社長としての器を磨くことができなかったケースもあります。
跡継ぎ社長として器が小さいだけであれば、会社の経営に影響はありませんが、お膳立てに留まらず甘やかして育成したために、会社のおカネを浪費したり従業員を粗略に扱ったり、取引先に感謝せず当たり前に接したりで、たくさんの不評を集め、経営に大きな打撃を与えます。
もし、経営の引継ぎの際、子どもを甘やかしてしまいそうと云う心配があれば、事前の対策がおススメです。専門のコンサルタントに相談したり、厳しく対応できる会社幹部を側近としてつけたりする工夫が肝要です。
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