焦げ付き債権は社長の陣頭指揮で

上原輝夫

上原輝夫

テーマ:社長相談.経営の安心サポート1分コラム

「焦げ付き」とは「現金」での売上ではなく、「掛け」によって売上げた代金の中に、相手先の都合によって、振込や集金が遅れたり、一方的に支払日を引延ばされたり、経営不振等によって長期間、相手先の未払いの状態が、継続している状況を云います。
相手先が既に、自己破産等で経営破綻していたり、不渡り等を発生させ、倒産して、回収が見込めない債権も含めて表現されます。

売掛金不良化

仮に「焦げ付き」が、200万円発生した場合に、利益率が売上の20%のビジネスであれば、焦げ付いた200万円を、チャラにするためには、新たに1,000万円の売上を作って挽回することができますが、只々、容易ではありません。

200万円の利益を計上するために、人を雇い、時間をかけながら、売上を作ってきた筈なのに、相手先の都合で、代金の支払いが、なされないとすれば、これまでの労力が、全て泡と化するだけに留まらず、会社にとって甚大な損出が発生します。

赤字

また、不随してよくあるケースでは、入金されるべきおカネが入って来ない為に、運転資金が不足し、資金繰りが窮屈になり、相手先だけではなく、こちらの経営も悪化するケースが、非常に多く発生しています。最悪の場合は連鎖倒産に至ります。

資金

社長さんは、「焦げ付き」が発生しそうな状況や、発生した場合には、陣頭指揮を執り、相手方と早急に交渉を行い、いくら回収が出来るのか見極め、法的手段を検討したり、回収が見込めない場合は、焦げ付いた資金の手当てを、一刻も急ぎ、経営が悪化しないように、迅速に対処することが求められます。

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上原輝夫
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上原輝夫(経営・生き方・終活カウンセラー/行政書士)

行政書士ヒューマンサポートオフィス

資格と前職での経験、これまでの実績を最大限に活かし、「会社と家族の相談相手」として、経営・生き方・終活を応援、全力でサポートします。お客さまにとって何でも話せる、身近な相談相手を目指しています。

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