銀行融資では決算書の「役員借入金」をチェックされる
銀行融資の「審査基準」は一般的に、下記の4つであると云われています。
1.債務者区分: 会社の業績に応じて正常/非正常を区分決定する査定のことです。債務者区分は5つに区分され、債務者区分が下位区分になるほど、会社の業績評価が悪くなります。
2信用格付: 会社と経営者の信用度を決定する査定のことです。会社の過去の実績、将来性等々の企業を取り巻く状況、並びに、経営者の資質、信頼度、等々の経営者の能力、紹介経由であれば、紹介者等第三者の心証等々、銀行担当者個人の企業評価等々、企業と経営者の信用度を総合的に分析し、格付けを行っています。
3.取引方針区分: 債務者区分と信用格付の結果、銀行の姿勢、つまり、取引方針を決定する査定のことです。取引方針区分は、下表の通り概ね5つに区分されます。
A積極推進方針: 条件付き限度額以上の融資可
B推進方針: 通常範囲内の融資可
C現状維持方針: 条件付き融資可
D消極方針: 追加融資なし
E取引解消方針: 積極回収
4.返済能力の判断: 銀行は審査において、申込社の規模や、創業年数、、信用情報、他行取引、社長個人ローンの借入状況といった情報をもとに、返済能力を判断します。
以上のポイントを満たすことが、銀行融資の審査基準を理解することに繋がります。但し、これらのポイントは銀行がチェックする重要ポイントの点だけではなく、会社の立ち位置を教えてくれる指標にもなります。
跡継ぎ経営者は騙される【うちなーの会社の社長と社員の風儀】
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