ツーリズムEXPOジャパン開幕・「探究BOOK」を携え、多良間島観光コンテンツの法人展開へ
10月下旬を迎え、沖縄の離島を吹き抜ける風も爽やかさを増し、秋の実証プロジェクトが各地で本格的なピークを迎えています。
今週10月20日(火)〜21日(水)の2日間、私自身、現地視察のため、多良間島へと足を運んでまいりました。
今年度、令和8年度 沖縄観光コンテンツ開発支援事業として磨き上げてきた「多良間島・琉球風水集落探求フィールドワーク」。
事前に公開した個人向けモニターツアー全5日程が即定員超過・満席となる中で迎えた今回の現地実証は、私たちが描いてきた「知の体験価値」が参加者の深い感動へと変わる、極めて手応えの大きい時間となりました。
「観客」から「研究者」へ。現場で生まれた知的興奮
今回のモニタープランにおいて何より印象的だったのは、学術監修の東道里璃先生、そして多良間島の現地ガイドチームとともに集落を歩く参加者の表情の変化でした。
参加者が手にするのは、事前開発を重ねてきた「多良間島 琉球風水集落 探求BOOK」。
単に美しい景色を眺めて通り過ぎるのではなく、「なぜこの道は曲がっているのか」「なぜここにフクギが植えられているのか」という問いに対し、蔡温の風水思想や抱護(ポーグ)のロジックを用いて自らの目で読み解いていきます。
「先人たちが厳しい自然から暮らしを守るために施した空間設計の深さに、感銘を受けた」
「単なる観光地めぐりとは全く違う、知的好奇心が満たされる最高の体験だった」
参加者の皆様から寄せられた熱い言葉と眼差しに、監修の東道先生、そして温かく出迎えてくださった多良間島チームの皆様も「このコンテンツの持つ本物の価値」を確信し、大きな手応えと手ごたえを共有することができました。
大手旅行会社との旅行商品化も具体化へ
現場でのBtoC(個人向け)実証が素晴らしい成果を上げる一方で、BtoB(法人向け)の展開も着実に次のステージへと進んでいます。
先月開催された「ツーリズムEXPOジャパン」にて商談を実施した大手旅行会社をはじめとするバイヤーの皆様との間で、来年2027年以降の本格的な「旅行商品化(ツアー造成)」に向けた具体的な協議・調整が着々と進展しております。
「他には真似のできないオンリーワンの知的コンテンツ」としての評価は、旅行業界のフロントラインにおいても極めて高く、多良間島という地域の稀少性とともに、全国へ届けるべき高付加価値な商品パッケージとして着実に結実しつつあります。
結びに:多良間島から、沖縄離島のプロデュースを未来へ
一過性の観光消費で終わらせず、地域の歴史や暮らしの美学を解き明かす「知の探求」を通じて、地域と外部のファンを深く結びつけること。
今回の現地視察で多良間島チームや東道先生、そして参加者の皆様と分かち合った熱い感動は、私たちが推し進める地域プロデュースの方向性が間違いのないものであることを強く証明してくれました。
BtoCでの質の高い現場実証と、BtoBでの大手旅行会社との商品化推進。
この両輪をさらに強固に回しながら、多良間島が持つ唯一無二の価値を未来へ、そして全国へと届けてまいります。


