「おきなわコークリエーション」初年度を走り抜けて。離島の未来を共創する、次なる一歩へ
5月が終わり、沖縄はいよいよ夏本番の一歩手前。梅雨の晴れ間に覗く太陽の光が、日に日に強くなっているのを感じます。
先月からお伝えしていた新しい仲間が5月1日に入社し、ちょうど1ヶ月が経過しました。
お互いの強みや視点への理解も進み、組織としての足並みが揃ってきたこのタイミングで、
私たちの会社では、夏の繁忙期を前に、ある「泥臭くも最も重要な作業」が急ピッチで進んでいます。
それは、私たちが「しまたび」「島まーる」などで深く連携している県内約20の離島の「現状と課題」の解像度を、チーム全員で徹底的に上げることです。
20を超える島々の声から、それぞれの「現在地」を知る
私たちが日常的に連携し、共に歩んでいる島々は多岐にわたります。
伊平屋島や伊是名島、伊江島といった北部離島をはじめ、津堅島、久高島、粟国島、渡名喜島、あるいは慶良間諸島(渡嘉敷・座間味・阿嘉)、そして久米島や南北の大東島。さらには本島北部周辺の古宇利・瀬底・水納島から、宮古島・多良間島、八重山諸島(石垣・西表・黒島・小浜・波照間)、そして国境の与那国島まで。
一言で「沖縄の離島」と言っても、島ごとに文化も、抱える課題も、今まさに直面している観光の現状も全く異なります。
「今年の夏の受け入れ態勢はどうなっているか」
「今、現場の事業者たちが一番困っていることは何か」
新メンバーを迎えて1ヶ月。
私たちはこれら約20の離島のネットワークに連絡を入れ、ヒアリングと対話を重ねています。
先週ご紹介した西表島や伊是名島のお祭りプランのように、
地域に深く踏み込む企画をリスペクトを持って成功させるためには、この「事前の丁寧な対話」がすべてを決めるからです。
一人の視点からチームの視点になっていくことで、
「あ、その島の課題ならこういうアプローチもできるかも」
「この島とあの島を、こういう仕組みで繋げられないか」といった、
多面的なアイデアが飛び交うようになりました。
企画書に「血を通わせる」プロセスの真っ最中
4月から5月にかけて、私たちは各行政機関に対し、複数のプロジェクトに向けた企画書を提出しました。
現在はその審査を待つ期間でもありますが、私たちはただ待っているわけではありません。
もし採択されれば、すぐにでも現場で最高の結果が出せるよう、
今のうちから「現場の最新の声」を企画に肉付けし、いつでも動けるプロトタイプへと昇華させています。
地域、企業、行政、そして旅人。
全員が豊かになる「共創(コ・クリエーション)」を仕組み化するためには、この時期にどれだけ地域の「問い」に向き合えたかが、夏以降の「実装」の質を左右するのです。
結びに:この夏の沖縄離島に、新しい風を
新メンバーの瑞々しい視点と、私たちがこれまで培ってきた現場のリアルが掛け合わさり、
おきなわコークリエーションの「地域プロデュース力」は確実に一段、上のフェーズへ上がっています。
雨が明け、本格的な南国の日差しが島々を照らす頃、私たちはこの新しいチームで各地の現場へと飛び出します。
100年後の島々の豊かさを創るための、私たちの新しい挑戦。
どのような景色を皆様にお見せできるか、ぜひ楽しみにしていただければ幸いです。


