筋力がない
ホメオスタシスとは外界が絶えず変化しても
体内の状態を一定に保つ働きです
生体恒常性とも呼ばれます
ホメオスタシスは私たちの脳にプログラミングされており
視床下部により自律神経の調整をしています
暑ければ汗をかき体温を下げ
寒ければ血管を収縮させ熱放散を防ぎ
活動時は心拍を上げ
無意識的に体を最適な状態に
24時間365日常に働きかけてくれています
ホメオスタシス様々です
自律神経は内分泌系と併せてホメオスタシスを維持するため
全身の細胞や内臓を脳と繋ぐ末しょう神経系です
自律神経は交感神経と副交感神経に分かれ
交感神経の細胞体は脊柱管を出て左右に分かれ
神経節をつくります
交感神経の神経節は頸部3対、胸部10〜12対、腰部4〜5対
その神経節が上下につながり
脊椎両側に交感神経幹を形成しています
副交感神経は脳幹と仙髄から始まり
途中でニューロンを変え内臓等へ分布
交感神経は闘争(逃走)の神経と呼ばれ緊張状態を
副交感神経は安息や休憩をもたらします
この二つのバランスで私たちの心身は健康を保ちます
ではその通り道である脳から脊柱、尾骨までの間に
緊張が起こり続けていたとしたら
脊柱のスペースは狭窄し自律神経の伝達ルートが
妨げられてしまう場合があります
(脳脊髄液の流れや感情への影響ももちろんです)
背骨の動きを良くすると
血流が良くなったり体の動きが良くなったりします
すると自律神経をつかさどっている視床下部(脳)に
酸素や栄養がより行き渡るので
自律神経のはたらきが良くなります
見た目だけでなくホルモン分泌や内臓の機能
精神の健康へのアプローチには
骨格配列、脊柱間のスペースは重要なのです
そして鍵になるのは全身の体動を伴う深い呼吸
内側から健康で美しい体
私たちに備わった自動制御システム
最大限に引き出して
健康でエネルギー溢れる日々を過ごしていきたいですね