入れ歯の定期検診と入れ歯クリーニングでさわやかな息を保ちましょう!

皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
本年も大変お世話になりました。
近年はコロナ騒動も少しは収まったといえ、やはり社会全体の景気も悪く、
来年2026年こそは是非輝かしい年になってほしいと思います。
さて私はこの地で開業して42年が経ちますが、
入れ歯を作ってから一度も外したことがないという患者さんに約6人ほど出会いました。
失礼ですが、大変独特のにおいで、口臭がひどかったです。
入れ歯を外すのも難しく、外すと入れ歯の内面には何年もの汚れが付着しており、
口腔粘膜は赤く腫れており、あちこちと出血していました。
「今まで入れ歯を外すことはなかったのですか?」
「歯科医院で入れ歯を外して洗う指導を受けていませんでしたか?」
と尋ねても、はっきりしない返答でした。
もちろん入れ歯は汚れが多く付着して黒くなり、
歯石や歯垢が入れ歯の形が分からなく覆っていた患者さんもいました。
やはり入れ歯を初めて作られた時の歯科医院の対応が悪いのではないかと思います。
もちろん患者さんも高齢者で認知症の方もおられたので、そればかりかとは言いませんが。
入れ歯は毎日の手入れが大切です。大変デリケートなものです。
できれば食後は入れ歯を外して、入れ歯ブラシにて洗剤をつけて洗い、
口の中に残っている歯をブラッシング、粘膜面に付着した汚れも取り除きます。
就寝時は外して、入れ歯洗浄剤に浸します。
もしこの入れ歯が壊れたり、無くなるとその日から困ります。
大切にしていくと入れ歯は患者さんの体の一部として機能します。



