「入れ歯を作ったが、私の顔ではない」入れ歯の相談を受けました

皆さん、こんにちは！いかがお過ごしですか？
津谷歯科医院　院長の津谷　良です。

「入れ歯を作ったが、口元が変わってしまって、私の顔ではなくなった」
このような話は時々耳にします。

歯科医の側からすると、入れ歯を作る時に人工歯を並べて、患者さんにご自分の口元を確認するため、
「もう少し歯が見えた方が良い」
「前歯の出方を中に引っ込めてほしい」などある程度の患者さんの希望を確認しています。

しかし部分入れ歯などで、上下の歯の位置の関係で無理な場合もあるのですが、
できるだけ患者さんの希望に沿うようにしています。

古い患者さんならばそのところはある程度歯科医として心得ていますが、
全く初診の方で歯の無い状態で来院されると、歯科医としては迷うところとなります。

そんな場合患者さんに歯のあった時の口元の写真を持参してもらうようにお願いしています。
出来るなら口もとの感じが分かるように、前方からと側方からの写真があればより分かり易くなります。

さらにご希望があれば、「例えば口元のシワを隠すためにもう少し前歯を出してほしい」などの対応もしています。

口もとの感覚は女性であれば特にデリケートな感覚となり、ある意味では歯科医の技量が試されるところと思います。
そのようなご相談がございましたら、受付までご連絡下さい。