入れ歯の定期検診と入れ歯クリーニングでさわやかな息を保ちましょう!
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
入れ歯をお使いの皆さんは就寝時に入れ歯は外されていますか?
患者さんからのご質問を先日いただきましたので、ご紹介いたします。
「入れ歯を外さずに寝ることはいけませんか?」
当院では基本的に就寝時には入れ歯を外し、入れ歯と歯をきれいに洗って、
入れ歯は洗浄剤入りの保存ケースに入れて下さいと指導しています。
ではなぜ入れ歯を外さなければいけないのでしょうか?
「例えば一般的にソックスや靴を履いたまま寝る方はいないでしょう。
歯ぐきも一日中足のように加圧されていると、休むことができません」
このように説明すると、皆さん理解してもらえます。
入れ歯で噛むということは歯ぐきの方向に入れ歯が噛む力で加圧されています。
ですから、歯ぐきを休める時間が必要なのです。
もし外さずに何日も入れ歯を入れた状態にすると、
歯ぐきは圧力に負け赤くただれて、腫れたり、出血をしたりとさんざんなことに。
しかし例外として入れ歯を入れて休んでくださいと指導することがあります。
それは ① 部分入れ歯で残った歯の動揺が進んでいて、外して休むと当たると痛い場合
② 上下の残った歯が互い違いの状態で、入れ歯を外すと歯ぐきに噛みキズが起こる場合
もちろんきれいに洗って、日中に外出しない時に2~3時間位入れ歯を外す時間を取って下さい。
入れ歯はデリケートと言われますが、歯ぐきもデリケートですね。