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津谷良(つたにりょう) / 歯科医

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コラム

入れ歯に慣れるための期間と努力について

2022年4月12日

テーマ:入れ歯

コラムカテゴリ:医療・病院

皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。



歯が無いまま生活する。
一体毎日何を食べているのでしょうか?

きっと歯科医院に来院するには、相当の覚悟があったのでしょう。
このような患者さんが時々当医院に来院されます。

ある患者さんに話を伺うと、入れ歯を作ったのだけれど、
良くなくて使っていないとのことでした。

なぜ患者さんに気に入ってお使いいただく入れ歯ができないのでしょうか?
入れ歯は自然の歯と違い人工的に作られたものです。

従って入れ歯をうまく使うには慣れとコツが必要となります。

それは 食材を小さく切って食べる。
    細かく千切りって食べる。
    薄く切る
    薄く切り過ぎない
    切り目を入れる
    柔らかいものから食べて慣らしていく
    柔らかいものばかり食べない
まさに大変な作業ですね。

しかしお一人で努力も限界があります。
歯科医からの意見ですが、歯の無い期間が長くあると、どのポジションで食材を噛んだらよいのか?
どこが口の中の真ん中なのか?以外と忘れてしまうものです。

ですからこの位置が患者さんにとって噛み合わせが正しい位置と判断しても、
思うような所で患者さんは噛んでもらえません。
左右前後にずれて噛めないこともあります。

今まで使用していた入れ歯の作り替えですと、スムーズに移行しますが、
長期に噛むポジションが崩壊していた方や初めての入れ歯となると
期間と調整がかかることもあります。

従ってあきらめずに歯科医院で調整を繰り返してください。
そしてこの入れ歯があなたの大きな財産となってきます。

この記事を書いたプロ

津谷良

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津谷良(津谷歯科医院)

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