Mybestpro Members

津谷良プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

長期にわたる歯の食いしばりはあなたの歯を壊します

津谷良

津谷良

テーマ:ブラキシズム

皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。




先週の歯ぎしり、食いしばりの話の続きです。
我々歯科医は当然毎日患者さんの歯を診ているわけですが、
歯の咬耗の多い方も随分いらっしゃいます。

単に食事をするだけでは、普通は歯は大きくすり減るものではありません。
それは歯の表面はエナメル質という硬い組織に覆われて歯を守っているのです。

しかし残念なことに長期にわたる歯ぎしりや歯の食いしばりにはこたえきれないようです。
では歯ぎしりや食いしばりはどのような問題を引き起こすのでしょうか?

歯がしっかりと歯槽骨に植わっていると、前回の患者さんのように歯の痛みとして出てきます。
そのうち歯のエナメル質が欠けて、歯が摩耗して知覚過敏、むし歯のリスクが多くなります。

しかし長期に歯ぎしり、食いしばりが続くと、歯の動揺を引き起こし、
歯を支えている骨が吸収して歯周病を引き起こし、やがて抜歯または歯が抜けてしまうでしょう。

また噛み合わせが少しずつ低くなることで、顎関節によけいな力がかかりやすくなり、
顎関節症を引き起こすこともあります。

これらの流れの症状はエンドレスに歯に負担を強いてくるため、
基本的には就寝時だけでなく、日中の噛みしめや食いしばりもかなり影響があると言われています。

このような方はご自分で強く上下の歯を噛みしめていることも意識されていない方が多いのです。
強く噛みしめている自分を意識したらすぐ噛みしめをやめて下さい。

そこが分かりだすと、歯も痛みなく楽になってきます。
お困りの方はご相談下さい。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

津谷良
専門家

津谷良(歯科医)

津谷歯科医院

「うまく噛めない、痛みがある、話にくい、金属のバネが見えるのは入れ歯だから仕方がない」そう思っていませんか? 津谷歯科では患者様の様々なご希望にお答えするのが、プロとしての一流の基準と考えています。

津谷良プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

入れ歯と訪問歯科診療のプロ

津谷良プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼