津谷歯科は快適な入れ歯作りを目指して今年で34年経ちます。
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
訪問歯科診療を行っていると、入れ歯の紛失で早く作ってほしいという話が結構あります。
特に患者さんがご高齢で認知症の方の場合、よく起こる話です。
普通入れ歯は口腔内に日常的に入れて使用し、
就寝時は外して入れ歯のケースの洗浄液内に保存するはずですが、
無くなってしまったということです。
こういうケースでは、日常的に入れ歯が口の中に入っていない場合が多いのでしょう。
つい入れ歯を外して、テイシュの上などにおいていて、
施設の方や家族の方が分からずにティシュと一緒に捨ててしまったなど、
または保存ケースに入れずに、ポケットなどに入れて無くなってしまうなどが考えられます。
口から外してしまう事は以前のコラムで書きましたが、悪いことではありません。
もちろん入れ歯の洗浄、清掃や口腔内のブラッシング時は入れ歯を外して、
入れ歯ケースに入れてほしいと思います。
口の中の事なので、周りの方にはわかりにくいこともあり、
ご本人の自主性にゆだねることが多いと思いますが、
入れ歯の保存場所を一定にして、気に掛けることしかないようです。
入れ歯を失くされると、型を取ってから入れ歯作製に一ヶ月ほどかかりますので、
もしご不安な方は歯科医師にご相談の上、予備の入れ歯を作ることもお勧めします。