認知症患者の入れ歯新製について
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
ご家庭で皆さん歯磨きをされていると思いますが、
特に高齢で、ご病気をお持ちで、寝たきりに近い方の場合は、
毎食後の歯磨きは結構ハードルの高いことがあります。
よくご家庭や施設に伺うと、患者さんの口の中は食物残渣だらけ。
このような場合もたまに見られます。
勿論お一人住まいの患者さんもいらっしゃるため、歯磨きまで手が回らないのでしょう。
「一体何日、何ヶ月歯を磨いていないのだろう?」と思われます。
これだけ汚れていると口は動かなくなり、多分食事も十分ではないのでしょう。
でもこういう方の口腔ケアを行うと口が動くようになり、食欲も出てきます。
やはり体は正直なもので、本来の人間の欲求が戻ってくるようです。
我々歯科医は入れ歯がなければすぐに入れ歯を作るなどと判断しがちですが、
本当のところは患者さんの食べられる機能をまず口腔ケアで回復して、
それからその患者さんにあった歯科処置を行うべきなのでしょう。
すべての方がそうだとは言えませんが、往診先で困られている患者さん。
特に歯磨きができない、または病気で手がうまく使えない方の口腔ケアは大きな課題です。
勿論口腔ケアのご依頼があれば、対応致します。
お電話にてご相談ください。