顎のだるさや歯の知覚過敏の原因は歯の食いしばりにアリ?
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
「入れ歯で噛むと歯ぐきが痛い」このような主訴で受診される方も多いと思います。
その原因は?
歯ぐきや顎の骨の状態が悪い方もいらっしゃいますが、他の原因も考えられます。
それは入れ歯の噛み締めです。
入れ歯でなくても自然の歯でも上下の歯どうしがいつも強く接触(噛んで)すると、
痛みとして現れます。
詰め物がよく.外れたり、歯が欠けたり、また歯が割れたりして抜歯に至ることも。
歯周病が進行して歯の.動揺が激しくなる方も、この噛み締めが原因のこともあります。
病名は{TCH」 Tooth Contacting Habit の略称で「歯を接触させる癖」です。
もちろん強く噛み締めなくても習慣として長時間歯が接触すると、
上記の症状がおこりやすくなります。
通常人は.安静にしている時は上下の歯は接触せずに、
1~2ミリほどの隙間があるものです。
しかし歯が接触する時間、頻度が多くなると、筋肉疲労を起こしたり体の不調を訴えてきます。
顎関節症を引き起こし、口が開かなくなることも症状としてでてきます。
その進行を防いだり、治療するには上下の歯を食事以外は接触させないことです。
現代社会は忙しく.ストレスの多いため、ついぐっと噛んでしまいがちですね。
パソコン、車の運転などの場合も噛んでいませんか?
結局自分で自分の歯や顎、などを痛めているのです。
せっかくある歯ですので、、唇は閉じて、上下の歯どうしは離してを守ってください。
そのことがあなたの歯、顎を守ることです。