イビキの音　騒音についてお悩みの方へ

2017年5月30日

テーマ：睡眠時無呼吸症候群

コラムカテゴリ：医療・病院

皆さん、こんにちは！いかがお過ごしですか？
津谷歯科医院　院長の津谷　良です。

人は疲れると、またアルコールを飲むとイビキをかきやすくなります。
患者さんにお聞きすると、イビキの大きな音で旅行にいけない。
山登りで山小屋に泊まれない。寮での集団生活で同室の人からのクレームが出て困る。
などご本人はイビキの騒音で悩まれている事が多いようです。

一体どこへ行けば治療ができるのか？
恥ずかしくて相談しずらい！
仕事や日常生活にも差し支えてしまう。
このように悩みはご本人にとって深いようです。

この音の原因は気道の閉塞、つまり空気の通り道が狭まって、
詰まりかけて震えている（ビブラート）している状態です。
閉塞の原因は肥満、下顎の小さい人、首が太くて短い人、口蓋垂（のどちんこ）の長い人、
扁桃腺の肥大している人、鼻筋が曲がっている人など多様です。

スリープスプリント治療は口の中にプラスチック製のマウスピースを入れて寝るため、
気道を開き、空気が通りやすくする装置です。
イビキや無呼吸の程度にもよりますが、改善はしやすい装置と思います。

無呼吸がひどいケースでは、電話中に突如として睡眠状態になってしまったり、
トイレや風呂で寝てしまったりと命の危険が起きるケースもありました。
ここまでひどくなくても、素早い処置が必要です。
是非お悩みの方はご相談ください。