加齢による口の.中の変化
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
突然の病気によってこれからの人生設計が狂うことって良く耳にします。
例えば脳梗塞や心臓病によって体に運動障害や認知症などが起こり、
仕事をリタイヤーしてから、好きなことをして人生を楽しみたいと願っていたことを諦めることになった。
などの話しを聞いたことはありませんか?
いつもお元気だった方が急にという話しです。
「人生は予定どうりに進まないものだよ」これも良く耳にします。
しかし現在はCT、MRI、PETと検査技術も進んで、早期に病気が見つかり、
早く治癒されることが多いと聞きます。
お体に自身のある方も一定の年齢になると、人間ドッグで検査、健診をお受けになることをお勧めします。
さて歯科では多くの歯科医院で予防処置、定期検診をお受けになっている方も多いと思います。
でも極端に言えば、歯が何本失くなろうと死ぬわけではありませんし、
「俺は、私は平気だよ」と嘯かれている歯科医院大嫌いの方も多くいらっしゃると思います。
でも歯を失う、歯が失くなるだけでなく、噛み合わせが前々回説明したようにずれてくるために、
非常に咀嚼効率(物を食べる効率)が悪くなり、(本人は慣れで然程感じないことが多い)
簡単に言えば食べにくくなる訳です。
現在は長寿社会になっており、徐々に平均寿命も向上している時代になっています。
そんな時代だからこそ生活の質が問われているのだと思います。
何時までも食べたい物を食べれる幸せを歯科医師がサポートしなければと思います。
残念ながら歯は喪失していくもの(もちろん残す努力は惜しまずという意味です)ですので、
いつの日か早かれ遅かれ入れ歯によって皆さんの食生活が担保され、
豊かな人生を過ごされますよう我々歯科医師が研修を積み、
使い易い入れ歯を提供していくことが使命と考えています。