コラム
無呼吸患者でスリープスプリントの不向きな方
2016年4月26日
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
無呼吸治療に使用されるスリープスプリント(以下SS)は多くの方にご利用いただいております。
しかしSSが合わない人がいらっしゃるのも事実です。
残念ながらあらゆる人に適応可能なわけではありません。
例えば
1)歯が極端に少ない人
SSは歯に合わせて使用するために、歯の数が少ないとSSが固定できずに外れやすくなります。
2)顎関節に異常がある人
SSは受け口の噛み合わせの様に下顎を前方に出して使用するために、関節の異常の.ある方は使用できません。
3)鼻づまりのひどい方で鼻呼吸が十分できない方
SSは口の中に入れて使用するため、口呼吸がしにくくなり、鼻がつまると呼吸自体が難しくなります。
4)寝つきが悪く神経質な人
SSを入れているだけで過敏になり、違和感を持ち、寝ることができない人。
5)子供の無呼吸の方
成長期には顎の発育が大きくなるために、短期間でSSが作製しても合わなくなります。
このような方はCーPAPなどの使用をおすすめします。
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