いびきについてのご相談です
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
睡眠時無呼吸症候群患者の睡眠時の脳の覚醒は意識的に起こるわけではありません。
スリープスプリント開発者の中川健三先生の著書によると、
睡眠時のパターンから気道が詰まると必要な呼吸の量の換気ができずに、
血液中では酸素量の低下が見られ、二酸化炭素の増加が起こります。
血管璧にあるセンサーがこれを感知して、脳に働きかけ、
覚醒状態が起こると言われています。
そしてこの覚醒状態が一旦イビキが止んだ後に起こる大イビキです。
ほとんどの無呼吸患者が経験する大イビキは、睡眠中の脳の覚醒により、
眠りがその都度分断される事を意味しています。
重症の無呼吸患者の場合は一晩に数百回に及ぶと言われています。
普通皆さんが想像通り、眠りが分断されると睡眠も浅くなり、
習慣的に繰り返すと、慢性的な睡眠不足に陥り、
日中突然の睡眠を起こし意識障害を招きかねません。
当医院の患者さんで実際仕事中に突然睡眠j状態に入ってしまうという方もいらっしゃいました。
もしこれが車の運転中だったらと思うと大変なことになりますよね。
睡眠時無呼吸症候群とは、その方の人生をも悪くしてしまう病気だと、
これをお読みの方に.知って頂きたいと思います。
治療をすれば改善し、睡眠不足もなくなり、普通の生活が送れます。
まずは耳鼻科、呼吸器内科のある病院、クリニックで検査を受けて下さい。.