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入れ歯での食べ易い姿勢

津谷良

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テーマ:訪問歯科診療

皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。



介護施設の職員の方から、入居者の方が入れ歯を入れているが食べにくいと相談を受けました。

往診を行って見ると、その方はベットの上での生活です。

もちろん食事もベット上ですが、横になったままの姿勢で食事を取っているとの事。

人が食事を摂りやすく、飲み込み易い姿勢は座った状態で、首を少し下に倒した姿勢と言われています。

もしつばめの雛が餌を親からもらうように首を上げる姿勢では、皆さんも飲み込みにくいと思います。

それと寝たままでの食事はいけません。

やはり誤嚥を起こしやすくなります。

また入れ歯、特に総入れ歯は床と垂直に力がかからないと安定を失い、
外れやすくなります。

入居者の方の体の障害の程度にもよりますが、できれば垂直に体を起こし、
首を少し引いた状態での食事が安心です。

90度が無理ならば、60~45度位の姿勢でも構いませんので、
飲み込み易い状態で飲み込みを確認しながら少しずつ食事を進めてください。

このようにお願いをして、その後入れ歯の調整を行いました。

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津谷良
専門家

津谷良(歯科医)

津谷歯科医院

「うまく噛めない、痛みがある、話にくい、金属のバネが見えるのは入れ歯だから仕方がない」そう思っていませんか? 津谷歯科では患者様の様々なご希望にお答えするのが、プロとしての一流の基準と考えています。

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