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保険で作る白い被覆冠 CADCAM冠とは?

津谷良

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テーマ:健康

皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。





2014年4月1日より歯科用CADCAMシステムで作るハイブリッドレジンによる白い歯冠修復(被せ)が、
先進医療より健康保険に導入されました。

保険対象となる歯は上下の第一、第二小臼歯のみで、歯全体を被覆するタイプ場合です。

したがって、歯に対する比較的大きな詰め物や大臼歯には使用できません。

対象となる歯科医院は,厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして、
地方厚生局長等に届けた保険医療機関において制作できるとあります。

当医院は歯科用CADCAM冠作製の申請を行い、届けが受理されました。

従来歯科で作ってきたセラミックとは色(審美性)や強度もかないませんが、
患者さんにとって口を開けるとちょうど目立つ小臼歯部の金属冠が、
保険でできる様になったのは大きな魅力と思います。

それでは簡単にメリットをあげてみましょう。

 1) 保険適用なので3割負担で1本約8、000円強で作れます。
 2) 小臼歯なのであまり高度な審美性が求められない部位である。
 3) 材質がハイブリッドレジンのため、金属アレルギーを起こさない。

ではデメリットは

 1) 噛む力が強い場合、割ることがある。(セラミックやメタルに比べて)
 2) 歯自体の削除量がメタル冠と比べて多い。
 3) 入れ歯のクラスプなどが掛かる歯には使用が難しいと考えられる。
 4) セラミックと比べて、変色することがあると言われています。

ご希望の方は主治医の先生とよくご相談下さい。

まだまだ新しい材料なので、使用しているともっと使用の適用範囲が、
はっきりと見えてくると思いますのでまたご報告します。

しかし保険で白い歯は患者さんにとっては大きなメリットには違いありませんネ。

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津谷良
専門家

津谷良(歯科医)

津谷歯科医院

「うまく噛めない、痛みがある、話にくい、金属のバネが見えるのは入れ歯だから仕方がない」そう思っていませんか? 津谷歯科では患者様の様々なご希望にお答えするのが、プロとしての一流の基準と考えています。

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