歯周病を防ぐには、食べ方が大切です。
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
歯周病と言うとどの様なイメージを皆さんは抱きますか?
歯が動く 歯グキからの出血 歯グキが腫れて膿が出る
そのうち歯が抜けてしまう
歯周病の原因は口の中にいる歯周病の常在菌です。
この歯周病の原因菌は20~30種類あり、食べ物特に糖分を含んだ物が口腔内に付着すると、
繁殖しやすくなり、糖質や炭水化物を分解して、プラークを形成し、
その中で更に繁殖し続けます。
また厄介なことに、細菌やカビは自らの分泌物でバイオフィルムと言うネバネバした膜を作り、
歯の表面にその粘着性で付着し、通常のブラッシングではなかなか落ちません。
このバイオフィルムは抗菌剤や抗生物質にも抵抗力があるため、薬が効きにくいのも事実です。
歯周病は菌の数だけで発症するものではなく、個人差があり、
生活習慣(肥満 喫煙 ストレス) 糖尿病などの疾患 遺伝 免疫機能などに大きく左右されると言われています。
また近年心臓や肺疾患や腎炎や早産など全身の病気に歯周病菌が関わっているとTVなどでよく放映されていますね。
ご家庭で食べたら丁寧にブラッシングをするのはとても大切なことです。
しかしそれだけでは不十分な事が多いのも事実です。
皆さんもかかりつけの歯科医院で定期的な健診とクリーニングを受けて下さい。
当院でも定期的な歯のクリーニングは患者さんからも大変支持されています。