食事の正しい姿勢

2014年3月18日公開 / 2014年7月3日更新

テーマ：介護

コラムカテゴリ：医療・病院

皆さん、こんにちは！いかがお過ごしですか？
津谷歯科医院　院長の津谷　良です。

皆さんは食事を取る姿勢について、考えた事はありますか？

食物が喉を通るには、軽く背中を丸めて、上半身を起こし、
少し前かがみ、そして首を前屈させます。

ごっくんとすると、喉が上下に動きます。

安全に物を飲み込むにはこの姿勢が大切です。

例えばリクライニングで上体がそっくり返ったような姿勢や、
首が伸びた状態では上手くごっくんができません。

「何時も横になって食べてるヨ」と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、
あまり良い姿勢とは言えません。

ちゃんと座る事によって体が覚醒し、
首を軽く前かがみにする姿勢は食べ物がスムースに嚥下できる姿勢です。

また上体を起こしているために、食べ物の逆流を防ぎます。

従って、誤嚥予防にはまず正しい姿勢で食べる事が大切です。

介護の時の参考にして下さい。