認知症患者の入れ歯新製について
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
先日、久しぶりにSさんのご自宅に、訪問歯科診療に行って来ました。
Sさんは4年ほど前に入れ歯を希望されてからのお付き合いです。
脳梗塞で倒れられてからベットの上で生活をされています。
一時は口から食事が取りにくくなったために、胃ろうをされました。
現在は奥様に伺うとメインは胃ろうで栄養を取っていますが、
本人は口から好きなものを食べているとの事です。
胃ろう(胃に穴を開けて、栄養を直接胃に送り込む)の処置をあの時していなかったら、
今はこんなに元気に口から食べれなかったと奥様はおっしゃっていました。
口から食べると言うことは、特にSさんのようにベットでの生活をされている方には大きな生きがいとなっていると思います。
入れ歯を作った4年前と比べると口の中の状態も変わりましたが、
歯が折れたところを修理したり、入れ歯の裏打ち、修理をしながらここまで使っていただけるようになりました。
やはり入れ歯も定期的なメインテナンスが必要です。
これからも通院できない患者さんのために、訪問歯科に取り組み続け、
患者さんの食生活をささえて行きたいと思います。
訪問歯科をご希望の方がいらっしゃいましたら、津谷歯科医院までご連絡をお待ちしています。