夏休みの読書感想文で、金、銀、銅!
てらこやには、書くことを学ぶ作文コース「国語力伸びる講座」があります。
この講座の生徒は、力試しで年に2回「わくわく文庫読書感想文コンクール」と「おかやま新聞コンクール」に応募します。
先日、2020年2月22日の山陽新聞にて発表された「第9回おかやま新聞コンクール」で、最優秀賞1名、優秀賞1名、入選2名にこの講座の生徒さんが選ばれました。
意見文について学習し、新聞の記事を自分たちで選び、その記事に対してどのような意見を伝えたいのか、一人一人じっくり考え、意見をまとめ、文章にしていきました。
つい、作文というと原稿用紙の書き方や言葉遣いといった形を気にしてしまうのですが、問題意識を持って文章を読み、そのことについて自分なりに考え、意見にまとめることのほうがずっと大切です。
例えていうと、どんなにきれいに着飾った女性でもその人となりが見えないようでは、本当に魅力的な女性とは映らないのと同じです。
文章を読みながら、その作者に会って話してみたいと思われるような文章こそ、魅力的な文章と言えるのです。
このクラスでは、時間をかけ文章力を育てながら、同時に、とことん自分の意見について考えさせ、向き合わせます。
そうやって、一人一人の個性がきらりと光る文章を作るようになるのです。
そして、この講座を受講し、文章力を磨いた彼らがそれぞれに個性の光る文章を発表したおかげで、5年も連続で「おかやま新聞コンクール」で最優秀賞者を輩出できたのだと思います。