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増本真一プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

意外と大切な左手の役割

増本真一

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子供たちの書く姿勢がとても気になります。

もし、左手を添えないで、紙に文字を書こうとしたら、どうなりますか?
とても書きにくいと思いませんか?

でも、たくさんの子供たちが、左手を使っていないのです。

以前、てらこやで、マイベストプロにいらっしゃる福本先生にお越しいただいて、
子供たちの姿勢についてセミナーをしていただいたことがあります。

その時に、今の子供たちは体幹がなくて、自分の体を支えらない。
支えられないから、椅子に座っても肘をついたり、立膝をしたりして
体を支えようと無意識にしてしまっているのだ
とお話しされていました。

なるほど。
だから、椅子に座って問題を解くときに、左手が紙を押さえないで、
椅子に手をついて体を支えていたり、机で寝ているような格好になったりするのだな
と気づかされました。

けれど、勉強の上で、左手の役割は意外と大事なのです。

計算に限らず、テストを受ける時、スピードが大切になります。
問題を解くための方針を考え、計算をし、解答を書く。
見直しの時間だって必要です。

でも、左手を使わず書く癖のある子は、
なかなかスムーズに解答用紙に答えが書けず、
結果、その分時間がかかってしまい、ハンディとなってしまいます。

ちょっとくらいと思うかもしれませんが、ちりも積もれば...です。

小さなお子さんがいらっしゃるご家庭の方は、
ぜひ日頃から気をつけてあげてください。

また、大きなお子さんをお持ちの方も、
大きくなってからでも遅くはありません。

どうして左手を使わないといけないのか、
自分が納得できれば、かえって大きなお子さんは意識して自分から直します。

是非お子さんの書く姿をじっくり観察してみてください。

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増本真一
専門家

増本真一(塾講師)

算数パズル教室 てらこや

入試や社会で求められる、「思考力」「言語表現力」「問題解決力」を独自の学習プログラムで育成しています

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