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増本真一

子どもが「自ら考え解決する」本物の学力を育てるプロ

増本真一(ますもとまこと) / 塾講師

算数パズル教室 てらこや

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コラム

だらだら文に気をつけよう!

2014年7月23日

コラムカテゴリ:スクール・習い事

夏休みになりました。
小さな学年の方は、「あのね日記」や「絵日記」、上級生の方は自主勉強で
「日記」の宿題があると思います。

その日記を読んでみると、「わたしは、」という書き出しで1ページ以上続く文に
なっていることに気が付きます。特に低学年に多いです。

どうして、こんなことになるのでしょうか?

実は、こんな文章になる子供たちは、まだ「主語」と「述語」の認識がないのです。
「えっ、でも、ちゃんとしゃべれているのに?!」と思うかもしれません。

ですが、大人が思う以上に、意外と子供たちは、なんとなくしゃべって、
なんとなく読んで、なんとなく書いているので、気が付いていないのです。

てらこやで作文指導をしていると、同じように、だらだら文になったり、
文のねじれがあったりとさまざまな形で「主語と述語の認識不足」が現れてきます。
そんな時は、今までこんなこと気にしたことすらなかったのだろうなと思いつつ、意識していくように指導します。

では、ご家庭では、どうすればいいのでしょう。

まずは、ご家庭での「会話」を意識してみてください。
「ツウ」といえば「カー」と息の合ったご家族でも、お子様との会話において省略は禁物です。

お子さんが主語や述語を省略して話しているときには、
「ん? だれが言ったの?」「なにをしたの?」
とすかさず質問してください。

また、「誰が、どうした」を意識させながら、1文は短めに書くようにお声かけください。

やっていくうちにだんだんと省略しないで書いたり、話したりできるようになります。

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