クイックレスポンスと積極的な改善提案で、社員の働きやすさと企業の成長をサポート（2/3）

労務管理や助成金・補助金の申請代行のほか、「健康経営優良法人認定」など手続の支援

　日頃の徹底した労務管理が生きてくるのが、「従業員と雇用主間でトラブルが起きた時」と沖さんは強調します。
　「例えば、未払いの残業代を払ってほしいと従業員が主張した場合。サービス残業を当たり前にさせていたり、出退勤の記録をきちんとつけていなかったりすると、問題がこじれる元になります。私どもが日々のマネジメント業務をお手伝いし、万が一トラブルになった際の対応もいたします」

　各種助成金や補助金の申請も代行。経営者にとってありがたいものですが、こちらも受給するには毎日の労務管理を適切に行っていることが前提だと言います。
　「審査にあたっては、出勤簿や賃金台帳、労働条件通知書、就業規則といったものが必要になります。これらが正しく管理されていることが前提で、要件にあてはまる助成金等があればご案内しています」

　また、「健康経営優良法人認定」や「働きやすい職場認証制度」など、行政が行っている施策の認定を受けたいという要望にも応えています。
　「こうした目に見える指標があることで、労働環境の向上に直結しますし、対外的な PR にもなります」

　心掛けているのは、顧客からの問い合わせにすぐに回答すること。
　「不安や気になることはできるだけ早く解消して差し上げることが、私どもの使命です。どの組織も何かしら労務に関して課題があるんです。その一つ一つを自分が持っている知識で解決を目指し、それが従業員さんの働きやすさや企業の発展につながっていくことが、社労士としてのやりがいです」

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