【シリーズ:画家にできること】水彩画で久住高原を描く~水彩絵の具に思うこと~
コロナ禍で自分にできることとして
「画家にできること」シリーズをアップしてきましたが、
そろそろいいかな、とも思いましたが、
作品を描いた当時の気持ちや、
その作品を通じて、なにか社会に投げかけたいという思いは
当然いつもあり、
あらためて
画家にできることは、
やはり絵を通じて、
見て下さる方に、
なにかを考えるきっかけを与えたり、
心に訴えていくことだと思いますので、
この機会だからこそ、
引き続き、アップして行きたいと思います。
今日は、地球を考える作品
「Life(2017・パネル・油彩・900×900mm)」芳賀健太kenta yoshiga
この作品を描いたのは2017年、
北朝鮮とアメリカが核戦争を始めるのではないか、、という時期があり、
隣の国のことだから、もちろん恐ろしい危険を感じましたが、
それ以上に
始まったら、もう地球が終わるなと思い、この星が命そのものだと思い、
平和を願い描いた作品。
制作過程
あえてシンプルに、
リアルな地球を描きたいと思い、
制作過程にはこだわり、
実はマグマの赤を描き、
その上に土の茶色や黒を重ね、
その上に海や雲、大気、島の色を重ねて仕上げています。
(制作当時のアトリエ・ごちゃごちゃしてますが、制作当時の写真はこの写真しかなかったので、あえてアップします(^^;))
表面では見えないので、
無駄なことかもしれませんが、
大切なものを詰め込みたかったので、
あえてやってみました。
これは、東京のギャラリーでの個展で、初めて発表したのですが、
海外から来た同じお客さんが、
3回もこの絵を見に来てくれて、
僕の意図したことが伝わったようで、
その方のお友達の日本人の方を通じて
熱く色々話してくれました。
たしかこの時が
絵画を通じて
言葉を越えて、
詰め込めた想いが伝わった
初めての経験だったので、
とても嬉しかったことを覚えています。
そして、今あらためて考える
そして2020年の今、
コロナ禍で、
世界的なパンデミックが起こり、
あらためてこの地球について考えさせられます。
やはり、人間は
自然には、とうてい敵わないもの。
でも、人間もこの星の一部。
大いなる自然に生かされていることを自覚して、
次に向かってどう動いていくか、
地球上のすべての人が試されているんだろうなと思います。
▼自身の絵本作品「ゆめつくり虫」の読み聞かせ動画をyoutubeで無料公開しております。
是非ご覧ください。(これから動画もどんどんアップしていきますので、チャンネル登録もよろしくお願いします♪)
https://www.youtube.com/watch?v=jPch3vJB8fU&t=24s
「ゆめつくり虫」の絵本の購入はこちら
↓↓↓
https://kukanpainter.thebase.in/items/6767036
■空間ペインター代表芳賀健太の絵画ギャラリーページはこちら
https://mbp-japan.com/oita/yoshiga/gallery/4400058/
http://kukanpainter.com/pg99.html
■空間ペインターが総合ディレクターとして手掛けた「恋叶トンネルアート」を紹介するホームページが出来ましたので、こちらもご覧ください☆
http://kukanpainter.com/pg131.html
■空間ペインターの活動や、その他の作品などを紹介しているホームページはこちら。
http://www.kukanpainter.com
■空間ペインターのこれまでの壁画紹介はこちら↓
http://www.kukanpainter.com
■壁画の制作料金については下記ページをご参考ください。
http://mbp-japan.com/oita/yoshiga/service1/130/
■オーダー絵画制作についてはこちらをご参考ください。
http://mbp-japan.com/oita/yoshiga/service1/131/