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地盤のことを知って、安全(家の安定)と安心(価値の維持)の生活を。(1/3)

矢野伸二 やのしんじ

理想の家づくりに欠かせない重要な「地盤」

 人生で一番大きな買い物、マイホーム。理想の家にするために、立地や住宅のデザインなどで悩む方は多いと思います。ただ、災害が多発している昨今、本当に大切なのは、目には見えない「地盤」。実は、入居後に発生する問題点で、最も多いのが水漏れですが、その次に多いのが、地盤の傾斜(不同沈下)で、火災事故よりも件数が多いのだそう。

 「不充分な地盤のままでは、地震の際の液状化などにも現れる①家の倒壊だけでなく、②地盤環境悪化による健康被害、③それに伴う資産価値低下、に繋がる可能性があることは、あまり知られていません」と語るのは、佐伯市にある『矢野建材工業』専務取締役の矢野伸二さん。
 「従来のある地盤改良工法は、セメントと土を混合するため、化学反応により、発がん性物質『六価クロム』を発生することがあり、健康に影響するだけでなく、不動産売却時に、土壌汚染で土地評価額が下がったり、補強のために埋めたセメントの杭などが、産業廃棄物とみなされ、撤去費用も負担しなければならなくなる場合があります。」とのこと。

 矢野建材工業が、平成23年から導入している工法、即ち、天然の砕石のみを使い、地盤に石柱を形成する「HySPEED 天然砕石パイル工法」は、地震時の衝撃や液状化に強く、水捌けの改善を促す効果を得られるため、前述のリスクも払拭された上に、一般的な地盤保証が10~20年のところ、30年にもわたって見守ってくれるそう。大分ではすでに、およそ300例を手がけています。

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