【首藤造園】7月のうちにやっておきたい庭のお手入れ【大分県豊後大野市】
近年増加する台風や記録的な大雨は、お庭にもさまざまな被害をもたらしています。
首藤造園にも「芝生が傷んだ」「枝が折れた」などの相談が寄せられます。なかには、倒れた木が車やカーポートに直撃したケースも。もし隣家に倒れていたら……と考えると、ゾッとしますよね。
大切な庭と周囲の安全を守るために。
今回は、台風や線状降水帯による大雨の前後にできる対策をご紹介します。
台風や線状降水帯の予報が出たら、まずは庭を見回す
台風や線状降水帯の予報が出たら、まず庭の状態を確認します。
鉢植えやガーデニング用品、ゴミ箱、シェードなど、飛ばされそうなものは可能な限り屋内へ。
続いて確認したいのが庭木です。枝葉が茂りすぎている木は剪定し、風の通り道をつくるのが有効です。軽く触れると折れてしまうような弱い枝は、事前に取り除いておくと予期せぬ飛散を防げます。
木の根元に「サルノコシカケ」というキノコが生えている場合は、注意が必要です。可愛らしい名前ですが、木材を腐朽させ、内部の空洞化につながることがあります。一見元気でも倒木リスクが高い場合があるので、周囲に自転車や車がある場合は早めに移動させ、可能なら一度、造園業者に見てもらいましょう。
台風や大雨後は「折れた枝」と「排水」をチェック
台風や大雨が過ぎたら、庭全体をもう一度確認します。
折れた枝は切り口をノコギリできれいに切り直し、殺菌剤を塗布します。癒合剤も塗っておくとなお安心です。人間でいう「消毒液」と「絆創膏」のようなもので、傷の修復を促します。
続いては、排水溝や雨水桝の確認。雨で泥や落ち葉が一気に流れ込み、放っておくと詰まり、オーバーフローを引き起こすリスクがあります。ごみは早めに取り除き、水の流れを確認しておきます。
また、地面が芝生の場合、すぐに車やプランターを戻すのは避けてください。水を含んだ土は物の重さで沈みやすく、そこに水が残ることで芝生の傷みや根腐れにつながることがあります。原状回復は、地面がしっかり乾いてから。
*排水性を高める新技法について→水はけと安全性を両立する「Dotcon+」。首藤造園が導入を決めた理由【大分県・造園業】
傾いた木は「戻すだけ」では不十分
地盤がゆるむと、庭木が傾くこともあります。土が柔らかいうちに元の位置へ戻すことはいいのですが、「起こして終わり」ではなく、ぜひもうひと手間を。
根が動くと土中に空洞ができ、水が溜まりやすくなります。木を起こしたあとは空洞を潰すよう、根元の土をまんべんなく踏み固めてください。
ただし、大きな木や傾きが大きい場合は、無理をせず造園業者に相談を!
活力剤は、与える前にひと呼吸
強い雨風は樹木にもストレスを与えるため、活力剤を与えるべきと考える方もいるでしょう。実際、そう書かれているネット情報も目にします。間違ってはいませんが、これに関しては実は注意が必要なお手入れです。
活力剤は人間にとってのエナジードリンクのようなもの。ですが、木には根を伸ばす時期があり、活動していない時期に与えると、かえって負担になります。種類や時期によって適切な対応は異なるので、自己判断せず、造園業者や園芸店のスタッフなどに相談するのが確実です。
台風や線状降水帯は「庭を見直す機会」に
ネガティブなイメージの強い台風や大雨ですが、普段は気づかなかった木の異変を見つけられることもあります。
災害を前に庭を注意深く観察する機会が生まれ、キノコが生えていないか、枝が偏っていないかなどを把握することで、大きな事故の未然防止につながることもあります。
弱っていた枝が落ちれば、元気な枝葉にエネルギーを回せるようになります。実際、台風の後には新芽が出てくることも多いです。
自然災害を防ぐことはできません。
大切なのは、普段から庭の状態を知っておくこと。
台風や線状降水帯の予報が出たときこそ、庭を一回りしてみてはいかがでしょうか。
それが庭と家族、そして周囲を守る第一歩です。
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