調子を出していこう!
先日、教員採用試験を受けていたMさんから嬉しい知らせが届きました。
今年の教員採用試験に合格し、念願の教師になれることに!
Mさん、おめでとう!!
努力が報われましたね。
Mさんが初めて音やに来たのは昨年でした。
教員採用試験を受けたけど、だめでした。
特に模擬授業の点数が低かった。。。とのこと。
早速その模擬授業を見せてもらって、びっくり!
ホワイトボードの前で、
教室に見立てた空間に生徒がいるとの設定で授業をします。
「はい、この答えがわかる人」
「じゃ、○○さんお願いします」
「なるほど、こういうことですね。はい、ほかの意見の人はいませんか?」
「あ、○○さん違う考え方?じゃ、教えてください」
などと、一人芝居の世界です。
教育学部の学生さんは、このようなことを学びながら教師を目指すんですね。
まさにエンターテナーの世界です。
しかし、これを採用試験では「点数をたたき出す世界」にしなければなりません。
「声を大きくしたい」「はっきりと伝えたい」「生徒にわかりやすく」
「メリハリや時には笑いがあるような・・・」って難しいですよね。
まず、発声・発音・滑舌そして実践。
間をうまく使ったり、場を和ませる自然な相槌(言葉)を入れたり。
ホワイトボードの使い方の工夫を考えたり。
彼女の「本気」がビシビシ伝わるレッスンになりました。
そして、いよいよ採用試験が近づいてきた今年の夏。
「いよいよです。仕上げのレッスンをお願いします」と連絡が。
腕を上げたエアー授業に、アドバイスを加えながら仕上げ、
面接対応もして、送り出しました。
『合格』は、彼女自身の熱意が掴み取った結果です。
でも、教壇に立って『本当の授業』をする時が真のスタート。
教師は、人を育てる尊い仕事です。
大変なことが山ほどあるでしょう。
それでもきっと、『嬉しいこと』や『やりがい』も山ほどあるはず。
初心を忘れず、頑張ってみて。
あなたなら、きっと本物の教師になれますよ。
応援しています。おめでとう!
「Making an effort will not betray you」