いろんな顔を持つ「ゆみネエ」 弓山佳子さん♪
プロ養成/基礎クラスを卒業して、頑張る仲間をご紹介！
今回は、第18期生 那須真里香さんです。
那須さんは、元々声優志望で上京を望んでいましたが、
両親の想いや生活のこと、将来のことを考えて、高校卒業後の上京を断念。
地元大分の短期大学でしっかり勉強する道を選びました。
短大卒業後に受けたテレビ局関係のオーディションで
自分の未熟さを実感！
その悔しさをバネにすべく、音やアナウンススクールにやってきたのです。
実は、私と那須さんは縁が深く、
まりかちゃんが言葉も動きもタドタドしかった頃から知っています。
夢を追いかけるには、お金も要るし、両親の想いにも応えたいし・・・
悩む彼女を長いこと見てきました。
テレビ局関係のオーディションでは、悔しさのあまり涙をポロポロこぼしました。
でも、この涙が彼女を変えたと思います。
必死になるなら、お金がなくて勉強できないなんて言っていられない。
必死になれない言い訳だ！ということに気付いたのです。
音やで基礎や表現力を学びながら、
その後約1年間、映像制作会社で仕事をしてお金を貯め、
着実に準備を整えてきました。
そして昨年春、ついに念願の東京の声優養成所に合格！
大分を飛び出すことができたのです。
（もちろん両親の説得という大きな山も越えました）
私は、誇らしい気持ちでいっぱいになりながら、彼女を送り出しました。
真里香ちゃんの通う養成所では、
まず基礎クラス4コース（レッスン日違い）に120名が入所。
週1回のレッスンを1年続け、次の研修クラスへ。
この段階で、約20人くらいの人がすでに退所していることが多く
100人くらいの4コースで学ぶとのことです。
2年学んだあとは、いよいよ選抜コースへのオーディション。
選抜コースへは30名ほどしか進めない。
このクラスで1年学んだとしてもその上のプロダクションに所属できるのは、
1～2名だという厳しい道だそうです。。。
でも、厳しい道だとわかっていても、進まなければ目的地には行けないのです。
真里香ちゃんの話によると
絶対必要な基礎力＋演技＋声質 が勝負の元。
根性と覚悟を持って臨まなければ、挫折してしまう。
辛くても逆境にあっても、自分でなんとかし
今立つ場所を自分で楽しくしていく力がついてきた気がする。。。とのこと。
目標は、もちろん「選抜コース」から所属に進むこと。
先生に求められた所をきっちり直し、クラスで1番になる。
そのために、3つのバイトを掛け持ちしながら、
週1回のレッスンを楽しみに、今日もがんばる真里香ちゃん。
春からは研究クラス。勝負は1年後です。
東京で挑み続ける仲間を、大分からみんなで応援してますよ～！
がんばれ！
