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コラム

OBSトピッカー♪20期生 中垣るるさん

2012年6月11日 公開 / 2014年8月5日更新

テーマ:おたまじゃくし♪

コラムカテゴリ:スクール・習い事

基礎クラスを終了し、仕事を持って頑張る卒業生をご紹介!
今回は、この春からOBSラジオキャスタードライバーとして頑張る
第20期生の「中垣るる(なかがき るる)」さんです。

幼い頃から声楽を学び、コンクールでの入賞歴を多く持つるるさん。
声を活かした仕事がしたいと音やの基礎クラス第20期に参加。
前回ご紹介した猪子里奈さんと同期です。

今年、トピッカーのオーディションで
1名採用の狭き門を突破し、キャスタードライバーに選ばれました。
3月中旬からの研修の後入社式を向え、晴れてOBSの仲間入りです。





 「トピッカーの仕事は、思っていたより体育会系・・と言う感じです。
  取材のネタ探し、アポ取り、打ち合わせ、放送、原稿書き、運転・・・
  とにかく一人でこなしていかなければなりません。
  2人の先輩がいて、トピッカーは現在3人ですが
  皆それぞれが自分の仕事に責任を持って、一人でやり遂げていきます。
  先輩方は、それに私への指導が加わるので。。。
  ご迷惑をかけぬよう、早く戦力になれるよう、がんばります」

そうなんです。トピッカーの仕事って、体力勝負の所があります。
タフでないと勤まりません。
二人一組で「運転する人とリポーター」として動いていますが
それぞれプロフェッショナルでなければならないのです。

実は、私がOBSのアナウンサーになった約30年前。
トピッカーは新人アナウンサーの仕事でした。
当時は「車両さん」という運転を業務とする社員さんがいて
車両さんが運転、送信を担当し、
アナウンサーは現地で打ち合わせ、放送という分担でした。
導入部分をどうしようか・・・
どういう構成で伝えようか・・・
大変でしたが、鍛えられました。
また、当時はいわゆる「営業ネタ」ばかり。
新人アナウンサーのつたないしゃべりの10分間に
スポンサーさんが決して少なくない金額を払っていることを
知った時の驚愕!!
プロにならなければ・・・と緊張したものです。
でも、このトピッカーの「生で、限られた時間に放送を収める」経験が
新人アナウンサーの大きな勉強になったと思います。

それを、今は「トピッカー」というキャスタードライバーに委ねています。
大変ですが、楽しい。
トピッカーほど、しゃべる仕事のすべてが詰まったものはありません。
放送界のスタートが「トピッカー」というのはラッキー!なことなんですよ。

 「自己管理をきちんとしなければならないため、早く寝るようになりました。
  新聞も隅々まで目を通すようにしています。
  この仕事は、色んな所にいけるし、色々な方にお会いできるので
  本当に楽しいです。」

トピッカーは、原則「聴く」ことが仕事です。
相手の方の話をよく聞いて、相手の方が何を伝えたいと思っているのか、
それを放送に乗せていくことが大切ですよ。
がんばれ!

この記事を書いたプロ

玉野井ちさと

声と話し方のプロ

玉野井ちさと(有限会社 音や)

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