入れ歯で満足に噛めない方必読! 自由診療歴20年の歯科医が教える【噛める入れ歯の条件】とは?
「肩凝りならわかるけど口凝り?」な〜んて声が聞こえてきそうですが、実は、かなりの頻度で皆さん、お口が凝っておられます。 当たり前のことですが、顎の骨は顎の周囲の筋肉で動かされています。笑ったり、食べたり、あくびしたり…全て、この筋肉が顎を動かしてくれるからできることです。 この顎を動かす筋肉たちは、使い方に偏りがあったり、使いっぱなしにしていると凝り固まってしまいます。 その結果、顎の関節に負担をかけ顎関節症のきっかけになったり、頭痛を引き起こしたり、自分で自分の歯にダメージを与えてしまいます。
大リーガーのイチロー選手をはじめ、トップアスリートと呼ばれる人々は、入念な準備体操と競技終了後の整理体操を欠かしません。 常に100%の力を発揮するために、筋肉をベストの状態に保つ必要があるからですが、筋肉のマッサージやストレッチは、皆さんのお口のケアにおいても必要なことなのです。
普段、あまり意識はしていらっしゃらないと思いますが、咬むことも笑うことも立派な運動です。 きちんと咬み、素敵に笑うためには、顎の関節が滑らかに動き、顎の周囲の筋肉が自由自在に伸び縮みしてくれることが必要です。 ですから、ノアデンタルオフィスでは、クライアントの皆様に顎の筋肉のマッサージとストレッチをお伝えしております。 顎の関節と筋肉の状態が「咬み合わせ」、つまり治療の結果にすごく影響してくるので、お口があまり開かなかったり、食事をした後、顎がだるかったり、 口を開け閉めすると顎から音が鳴ったり、大口を開けるときに下顎が左右にずれながら開いたりする方にはお願いしてでもマッサージとストレッチをして頂きます。
「どんなストレッチをするの?」かって。一日に数回〜数十回お口を限界まで開けることです。 ただ、お口が凝っている方はマッサージをして、よ〜く筋肉をほぐしてからでないと・・・ 「開いた口がふさがらない」(-□-;)なんて、本当に笑えない状況になりかねませんからくれぐれもご注意を