結局いくら足りない?  わが家の不足額”をシンプルに出す方法

三重野徹

三重野徹

テーマ:老後

大分で活動しているファイナンシャルプランナーの三重野徹です。

ここまでの3回で、
老後資金について次のことを整理してきました。

・老後2000万円問題はあくまで目安
・年金はいくらもらえるか
・老後の生活費はいくらかかるか

ではいよいよ最終回です。

「結局、うちはいくら足りないのか?」

この答えを、
できるだけシンプルに出してみましょう。

老後資金はこの式で考えます

難しく考える必要はありません。
老後資金は、たった一つの式で考えられます。

不足額 = 支出 − 収入

これだけです。

ステップ① 月々の生活費を出す


まずは、老後の生活費を考えます。

ここで大切なのは、
「正確さ」より「現実感」です。

例えば、

・今の生活費をベースにする
・少し余裕を持たせる
・無理に削りすぎない

50代のご家庭では、
月20万円〜25万円前後が一つの目安になることが多いです。

ステップ② 年金(収入)を確認する


次に、年金の月額を確認します。

前回の内容を思い出してみてください。

★ねんきん定期便の「年金見込額 ÷ 12」

これで、
毎月の収入の目安が分かります。

例えば、

年金:月18万円
生活費:月23万円

この場合、

⇒ 毎月5万円不足

という形になります。

ステップ③ 不足額を“総額”にする


毎月の不足が分かれば、
次はそれが何年続くかを考えます。

例えば、

不足:月5万円
期間:20年

⇒ 5万円 × 12ヶ月 × 20年 = 1200万円

これが、
ざっくりとした不足額です。

「2000万円」と違うのは当たり前

ここまで計算してみると、

「2000万円より少ない」
または
「もっと必要」

と感じる方もいるでしょう。

それで大丈夫です。

なぜなら、

老後資金は人それぞれ違うから
です。

・年金額が多い人
・支出が少ない人
・働く期間が長い人

こうした違いで、
必要な金額は大きく変わります。

不足額は「調整できる数字」


ここがとても大切なポイントです。

出てきた不足額は、
決まっている未来ではありません。

調整できる数字です。

例えば、

・ 働く期間を少し延ばす
・支出を少し見直す
・ 年金を増やす(繰下げなど)

これだけで、
不足額は大きく変わります。

50代は「間に合う時期」


「もう遅いのでは…」
と感じる方もいらっしゃいます。

でも実際は、

50代はまだ十分に間に合う時期
です。

なぜなら、

・働き方を調整できる
・支出を見直せる
・年金の受け取り方を選べる

“できること”がまだ残っているからです。

今日の小さなアクション


最後に、これだけやってみてください。

生活費 − 年金 = 毎月の不足額

紙に書いてみるだけでOKです。

ざっくりで大丈夫。
完璧でなくて構いません。

大切なのは「見える化すること」

まとめ


老後資金は、難しくありません。

・ 生活費を出す
・ 年金を知る
・差を計算する

これだけで、
“なんとなく不安”は
“具体的な課題”に変わります。

そして課題は、
必ず対策ができます。

シリーズまとめ


「老後2000万円問題、わが家の場合はいくら?」

この4回を通してお伝えしてきたのは、

・不安は“分からないこと”から生まれる
・ 数字にすると“対策できるもの”に変わる

ということです。

50代は、
老後のお金を整えるちょうどいいタイミング。

一つずつ、
できることから始めていきましょう。

今回のテーマついて質問や相談がある方はみらいマネープランニングにご相談ください。 初回無料相談にてサポートいたします。


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三重野徹
専門家

三重野徹(ファイナンシャルプランナー)

みらいマネープランニング

ファイナンシャルプランナーとしてだけでなく公的保険アドバイザーとしても年金や健康保険、介護保険等といった公的な保障をアドバイスし、将来を見据えた「未来設計図」をお客様と一緒に作るお手伝いをしています。

三重野徹プロは大分朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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