職場でのメンタルヘルス不調対応は

佐藤正治

佐藤正治

テーマ:人を大切に人材の定着を

 メンタルヘルス不調になる方が増えている現状があります。

 大体ですが10人に1人は、重い軽いはあるようですが
何らかのメンタルヘルス不調に陥っているとの情報もあります。

 職場で回りの方がメンタルヘルス不調になったという経験をした方も
いるのではないでしょうか。

 メンタルヘルス不調を完全に防ぐことは出来ません。ただ、他の病気と同じで
早期発見、早期治療が有効であることは間違いありません。
 
 メンタルヘルス不調の早期発見のためには、シグナルを見逃さないことです。
職場では「事例性の問題」がないかを注意しておく必要があります。
「事例性」とは、職場での勤務に関して何らかの支障をきたしていないか、ということです。

 たとえば、勤怠についてはどうか(いつもどおり働けているか、
無断欠勤などしていないか)、ルーチン(一連の通常作業)の業務が滞るように
なっていないか、ミスが増えていないか、納期など業務上の期日が守られているか、
会議での発言はどうか、挨拶をしているか、ふさぎ込んでいないか、
身だしなみが乱れていないか・・・などといったことがポイントとなります。

 「事例性の問題」のポイントで重要なのは、以前はできていたことが、できなくなったのかを
みる事です。時系列で比較することが重要で、他の誰かと比べるわけではありません。

 「事例性の問題」があるとすれば早めに対応をしていく必要があります。

 普段と違う行動に気が付けるように、周りに気を配ることが大切ではないでしょうか。

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佐藤正治
専門家

佐藤正治(社会保険労務士)

masaharu社会保険労務士事務所

健康企業ナビゲーターとして、働く人たちの心身の健康にもじっくり向き合います。メンタルヘルス不調の原因を探り、企業に応じた対処法をアドバイスします。

佐藤正治プロは大分朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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