ハラスメント対策と理解は大切ですが・・・①

佐藤正治

佐藤正治

テーマ:働きやすい職場作り

ハラスメント対策とハラスメントの理解はもちろん大切です。

 英語のハラスメント(harassment)の意味とは弱い立場の相手に嫌がらせをする行為
という意味です。直訳では嫌がらせや迷惑行為を行うことです。
 ハラスメントの定義は、加害者の故意の有無に関係なく被害者が不利益を被り苦痛を
感じるような全ての言動とされています。

 日本で初めてハラスメントという言葉が登場したのはセクシャル・ハラスメントで、
1989年に起きた日本で初めてのセクハラを争点とした裁判が世間の注目を集め、
その年の新語・流行語大賞の新語部門で金賞を受賞したことで一般的に広まりました。
 パワー・ハラスメントは2001年に「権力(パワー)」に基づくハラスメントとして名付けられた
そうです。
 2014年に最高裁が「妊娠後の降格は男女雇用機会均等法に反する」と判決を下したことで、
マタニティ・ハラスメントが話題になりました。
 2018年の新語・流行語大賞にノミネートされて「時短ハラスメント」が話題になりました。
時短ハラスメント(通称ジタハラ)は、長時間労働の改善を叫ぶ一方で、業務量は変わらない
ダブルスタンダードの結果生まれたハラスメントです。

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佐藤正治
専門家

佐藤正治(社会保険労務士)

masaharu社会保険労務士事務所

健康企業ナビゲーターとして、働く人たちの心身の健康にもじっくり向き合います。メンタルヘルス不調の原因を探り、企業に応じた対処法をアドバイスします。

佐藤正治プロは大分朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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