「受援力」~サポート・支援を受ける力 Ⅰ
受援力という言葉は職場でも活かせるように思います。
特に幹部や管理職の方には必要な内容ではないでしょうか。
有能な方ほど、他の人に頼らずに自分自身で何とかしようとする傾向があるようです。
自己責任という言葉に縛られ、責任感が強すぎる方がメンタルヘルス不調に陥るという
傾向もあるようです。
メンタルヘルス不調の早期発見だけでなく、イノベーションを起こすためにも
会社内での活発なコミュニケーションは必須です。
「受援力」は「他者に助けを求め、快くサポートを受け止める力」を意味し
幹部や管理職の方だけでなく従業員全員に「受援力」の啓発をすることは、
コミュニケーションの活発化や心理的安全性の醸成にもつながりそうです。
ダメージを受けることは、良くない、恥ずかしいと、無理に頑張る必要は無く、
精神的に辛い時には、立ち止まり、辛いと口に出しても良く、職場でお互いに
愚痴っても大丈夫な職場環境になることで、風通しの良い職場になるのでは
ないでしょうか。
日本人の気質として自分の弱みを見せたり、弱音を吐くことについての
抵抗感は大きいと思いますが、自分自身のためにも、職場環境のためにも
「受援力」を高めてみることに取り組んでみてはいかがでしょうか。