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河野貴彦プロは大分朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

交通事故後の首・背中・腰の痛み|事故時に身体へ加わる3つの衝撃

河野貴彦

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テーマ:交通事故

交通事故後の首・背中・腰の痛みを、シートベルト・ハンドル・ブレーキペダルという事故時の3つの接触点から考える記事です。
投稿をご覧頂きありがとうございます。大分駅前整体院/整骨院の河野です。今回は「交通事故後の首・背中・腰の痛み|事故時に身体へ加わる3つの衝撃」という内容になります。

当院では整体院に整骨院を併設し、交通事故後の首や背中、腰などの痛みに対する交通事故施術も行っています。事故後に来院される方のお話を聞いていると、「首が痛いから首を痛めた」「腰が痛いから腰に衝撃が加わった」と考えている方は少なくありません。

しかし、交通事故の瞬間をもう少し細かく見てみると、身体は首や腰だけで衝撃を受けているわけではありません。運転中であれば、胸や肩の前にはシートベルトがあり、両手はハンドルに触れ、右足ではブレーキペダルを踏んでいることがあります。

つまり交通事故後の身体を考えるときには、「今どこが痛いのか」だけでなく、「事故の瞬間に身体のどこから力を受けた可能性があるのか」を確認することも大切です。

今回は、これまで交通事故後の方を施術してきた経験に加えて、むち打ち関連障害や交通事故時の身体に加わる力について報告されている論文・研究も参考にしながら、シートベルト・ハンドル・ブレーキペダルという3つの接触点から当院の考えを説明します。

1.交通事故後は「痛い場所」だけを見ないことが大切

交通事故後は首・背中・腰など現在痛い場所だけでなく、事故の瞬間に身体のどこへ負担が加わった可能性があるかも確認することが大切です。
交通事故後に首が痛くなれば、どうしても首に意識が向きます。腰が痛ければ腰、背中が張れば背中に問題があると考えるのも自然なことです。

ところが、事故の瞬間には身体全体が車の中にあり、シートに座った状態で急激な加速や減速を受けます。そのため、実際に痛みを感じている場所と、事故時に力を受けた場所を分けて考える視点が必要になることがあります。

事故の瞬間から身体を見直す

例えば、事故後から首と背中が痛い方がいたとします。

首の動きを確認することはもちろん大切ですが、それだけではなく、事故時にシートベルトがどこに当たっていたのか、ハンドルを強く握っていなかったか、身体を前へ持っていかれないように腕を突っ張っていなかったかなども確認していきます。

腰痛の場合も同様です。腰だけを直接ぶつけていなくても、事故を察知して右足で強くブレーキを踏み、身体全体を踏ん張った状態で衝突した可能性があります。

交通事故後の身体は「首が痛いから首」「腰が痛いから腰」という見方だけでは、事故時に身体へ加わった負担を十分に捉えられないことがあります。

そこで当院では、現在の症状とともに、事故の状況や身体の使い方も確認しています。

2.事故の瞬間、身体は車のどこに触れていたのか

事故の瞬間は、シートベルト・ハンドル・ブレーキペダルなど複数の場所で身体と車が接しているため、事故時の姿勢や身体の使い方も確認します。
交通事故後の身体を考えるうえで、一度思い出してほしいことがあります。

「事故の瞬間、自分の身体は車のどこに触れていたでしょうか?」

運転席であれば、身体を支えているシートだけではありません。胸や肩の前にはシートベルト、手にはハンドル、足元にはアクセルやブレーキペダルがあります。

前方への衝突を察知した場合には、シートベルトに身体を預けながら、ハンドルを強く握り、右足でブレーキを踏み込んでいたかもしれません。つまり一度の事故でも、胸・手・足という異なる場所から同時に身体へ力が加わる可能性があるということです。

「どちらからぶつかったか」だけでは分からない

交通事故の問診では、「後ろから追突された」「前からぶつかった」「横から衝突された」といった事故方向を確認します。

ただ、それと同じくらい当院で確認したいのが、衝突した瞬間に本人が何をしていたのかです。

事故に気づく時間がありブレーキを強く踏んだのか、突然追突されて何もできなかったのか。ハンドルを握っていたのか、身体をひねっていたのか。それぞれ事故時の身体の状態は異なります。

そのため、車の損傷状態や衝突方向だけで身体の状態を決めるのではなく、事故時の姿勢や身体と車との接触点まで一緒に振り返ることが、その後の施術を考えるための手掛かりになります。

3.シートベルト|胸部・胸郭に加わった力を確認する

シートベルトが接する胸部や肩周辺も事故時に負担を受ける可能性があるため、首や背中の症状がある場合は胸郭・胸椎周辺の動きも確認します。
シートベルトは、交通事故の際に身体を守るための重要な安全装置です。

一方で、急激に車が減速したときには、前へ移動しようとする身体をシートベルトが受け止めます。そのため事故後の身体を確認するときには、首だけでなく、シートベルトが接していた胸部や肩周辺、胸郭・背中の状態にも目を向けることがあります。

胸郭は肋骨だけで独立している場所ではありません。胸椎や肩甲骨などとも関係しながら、身体をひねる、腕を上げる、振り向く、呼吸するといったさまざまな動きに関わっています。

首が痛くても胸や背中を確認する理由

交通事故後に首の施術を続けているものの、「首から背中までずっと張っている」「振り向きにくい」「肩甲骨の間が重い」といった症状が残っている方もいます。

こうした場合、首の硬さだけではなく、胸郭や胸椎周辺の動きがどうなっているかも確認します。

事故後に胸や背中周辺の動きが小さくなると、振り向くときに胸郭が十分に動かず、首を大きく動かして補うことがあります。腕を上げる際にも背中や肩甲骨周辺が動きにくければ、肩や首が代わりに頑張る状態につながります。

大切なのは「シートベルトが原因」と決めることではなく、事故時に力を受けた場所が現在きちんと動いているかを確認することです。

首の痛みが続いているからこそ、首以外の動きも見ていく必要があります。

4.ハンドル|手から腕・肩へ加わった力を見落とさない

事故時にハンドルを強く握ったり腕で身体を支えたりしていた場合は、首や肩だけでなく手・手首・肘・肩まで上肢全体の動きを確認します。
事故の直前に「ぶつかる」と感じたとき、反射的にハンドルを強く握った経験がある方もいると思います。

その状態で衝突すると、身体だけが揺さぶられるのではなく、ハンドルに触れている手や手首、前腕、肘、肩などにも負担が加わる可能性があります。

交通事故後に首や肩が痛い方の場合、どうしても頸部の状態に目が向きやすくなります。しかし、事故後から「腕が重い」「肩が動かしにくい」「手首にも違和感があった」という場合には、上肢がどのような状態で衝撃を受けたのかも確認しておきたいところです。

腕が動きにくいと首や背中がかばうことがある

身体は一つの関節だけで動いているわけではありません。

例えば腕を上げる動作では、肩関節だけではなく、肩甲骨や胸郭なども一緒に動きます。上肢のどこかが動きにくくなれば、それまで自然に行われていた連動が変わり、肩や首、背中が余計に動いて補うことがあります。

当院で交通事故後の方を見ていると、本人が一番気にしているのは首の痛みでも、身体を確認すると肩甲骨周辺や腕の動きに左右差がみられることがあります。

そのため、「首が痛いから首だけを施術する」のではなく、事故時にハンドルを握っていた手から肩までを含めて、現在の動き方を確認することが大切だと考えています。

5.ブレーキペダル|足元から受ける衝撃も確認する

事故時に右足で強くブレーキを踏んでいた場合は、腰だけでなく足首・膝・股関節の動きや、立つ・歩くときの下半身の連動も確認します。
交通事故後の腰痛で、特に見落としたくないのが足元です。

前方への衝突を察知したとき、多くの方は反射的にブレーキを踏みます。「ぶつかる」と分かっていれば、普段の運転よりも強くペダルを踏み込み、右脚全体に力を入れて身体を支えようとすることもあります。

その状態で衝突すれば、足や足首、膝、股関節などにも負担が加わる可能性があります。

ここで大切なのは、腰を直接ぶつけていないから下半身は関係ない、と考えないことです。

立つ・歩くと腰が痛いなら下肢の動きも見る

事故後から腰が痛くなった方の中には、「座っているより立ったときがつらい」「歩くと腰が痛くなる」「車から降りて最初の数歩がつらい」と話す方もいます。

立つ、歩くといった動作では、腰だけではなく股関節・膝・足首が連動しています。

事故後に右足首や膝、股関節の動きが小さくなっていれば、歩くときに反対側へ体重を逃がしたり、骨盤や腰を大きく動かして補ったりすることがあります。最初は足の違和感だったものが目立たなくなり、時間が経ってから「腰だけがずっとつらい」と感じるケースも考えられます。

だからこそ当院では腰痛がある場合でも、事故時にブレーキを踏んでいたかを確認し、足首・膝・股関節から骨盤、腰までが一緒に動けているかを見ていきます。

6.事故後に硬くなった場所をかばうと身体の連動が変わる

事故後に一部の動きが小さくなると別の場所でかばうことがあるため、痛い場所だけでなく身体全体が連動して動けているかを確認することが大切です。
ここまで、シートベルト、ハンドル、ブレーキペダルという3つの接触点について説明してきました。

ただ、当院が交通事故施術で重要だと考えているのは、事故の瞬間だけではありません。

事故で負担を受けた場所が、その後どのように動いているのか。ここまで確認することが大切です。

事故後に胸郭が動かしにくい、肩が上がりにくい、足首や股関節が硬いといった状態があると、人は無意識にその場所をかばって生活します。

最初は痛みを避けるために必要だった動きでも、それが長く続けば、身体の使い方そのものが変わっていくことがあります。

痛みが減った後も「かばう動き」が残ることがある

例えば胸郭が動きにくければ、振り向くときに首や腰を多く使います。右股関節が動きにくければ、歩くときに腰や反対側の脚で補います。

一つ一つを見ると小さな変化でも、毎日の立ち座り、歩行、仕事、車の運転などで何度も繰り返されれば、特定の場所に負担が集まりやすくなります。

実際に当院でこれまで交通事故後の方や、何年も前の交通事故以降から首・背中・腰などの慢性的な痛みを繰り返している方を施術していると、事故当時に負担を受けたと考えられる胸郭・肩周辺・股関節・足首などに硬さや動きにくさが残っているケースを経験します。

これは当院での施術経験から感じている傾向であり、昔の交通事故が現在の慢性痛の原因だと一つに決められるものではありません。

しかし、現在痛い場所だけを繰り返し施術しても状態が安定しない方では、以前の事故を境に動きにくくなった場所がないか、身体の連動が変わっていないかを確認することが、身体を見直す一つの手掛かりになると考えています。

7.交通事故後は「事故の瞬間」と「現在の動き」をつなげて見る

事故時の身体の状態、事故直後の違和感、現在つらい動作を順番に振り返り、首・背中・腰だけでなく身体全体の動きや連動を確認します。
交通事故後の身体を確認するときに大切なのは、「どこが痛いですか?」だけではありません。

事故の瞬間にどの方向から衝突したのか。シートベルトのどこで身体を受け止めたのか。ハンドルを強く握っていたのか。右足でブレーキを踏み込んでいたのか。そして事故直後には、首・背中・腰以外に違和感がなかったのか。

そこから現在の身体へ時間を進めていきます。

振り向くと首が痛い。腕を上げると肩から背中がつらい。立ち上がると腰が痛い。歩いていると腰や股関節がつらくなる。長時間運転すると症状が強くなる。

こうした現在の動作と事故時の身体の状態を照らし合わせていくと、痛い場所だけを見ていたときには分からなかった身体の動きが見えてくることがあります。

連動性を取り戻すところまで考える

交通事故施術では、痛みが出ている場所だけを柔らかくすることが目的ではありません。

胸郭、肩甲骨、肩、股関節、膝、足首など、それぞれが本来の役割を取り戻し、立つ・歩く・振り向く・腕を上げるといった動作の中で再び一緒に動ける状態を目指すことが重要だと当院では考えています。

事故時の接触点を見ることは、現在の痛みの原因を一つに決めるためではなく、事故後に失われた身体の連動を見つけるためです。

交通事故後から首や背中、腰の痛みが続いている方、施術を受けて一度楽になっても仕事や運転をすると再びつらくなる方は、現在痛い場所だけではなく、事故の瞬間に身体へどのような力が加わったのかまで一度振り返ってみてください。

大分駅前整体院/整骨院では、事故の状況、事故直後の身体の状態、現在痛みが出る動作を確認したうえで、首・背中・腰だけに限定せず、身体全体の動きや連動性を確認しながら交通事故施術を行っています。

交通事故をきっかけに変わってしまった身体の使い方をそのままにせず、今よりも悪くなる前に身体全体を整えていくことが大切です。

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河野貴彦
専門家

河野貴彦(整体)

大分駅前整体院

体の不調が増え始める40~50代の方の腰・股関節・膝の痛みに対して、当院独自の痛くない骨盤調整を中心に、無理のない施術でスムーズに立てる・歩ける・働ける体に整えます。

河野貴彦プロは大分朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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