妊娠中でもフラ!マタニティフラの効果
フラは、背筋を伸ばして上半身をしっかり起こして踊るのが基本です。これにより、姿勢を良くする効果が期待できます。
また、ゆったりとした動きで有酸素運動をするので心肺機能が向上し血行がよくなったり、重心を少し下げた状態で踊ることで足腰が鍛えられたりします。
他にも、フラを踊ることで心身ともにリフレッシュし、ストレスの軽減につながるなどさまざまなメリットがあり、高齢の方々におすすめできるダンスです。
今回は、高齢世代にもおすすめしたいフラの良いところについてお話しします。
フラはリハビリにもなる?
フラは、手の動きで太陽や雨、花、愛といった自然や感情を表現するなど、上半身を動かすだけでもフラに親しむことができるので、車いすの方でも無理なくフラに参加することができます。
それゆえ、近年は、老人ホームやリハビリテーション施設などで取り入れられるようになってきました。
フラは、いろんな曲に合わせて踊ることができるので、リハビリとして取り入れた場合でも楽しみながら、飽きることなく取り組むことができるのも大きな特徴と言えるでしょう。
ハンドモーション(手の動き)のひとつひとつの込められた意味などを知ることで、それまで、感情表現が苦手だった方も、のびやかに気持ちを表すことができるようになる可能性もあるでしょう。
フラを体験することでハワイという異国の文化に触れることができますので、ぜひ、多くの方にフラの魅力を知っていただきたいと思います。
フラがもたらす健康効果とは
リハビリにも用いられるフラは、健康的な体づくりにも貢献します。
まずは、姿勢の改善です。フラでは、常に背筋を伸ばした状態で踊ることが求められるので、猫背など姿勢の乱れを正すことができます。
背中が丸くなり、前かがみの姿勢になると肩コリや腰痛を引き起こすなど、体調不良の原因になる可能性もあります。
また、フラの基本姿勢は、腰を落として膝を曲げた中腰状態となっています。その状態から前後左右に重心を移動させる動きが多いため、足腰の強化にもつながります。
人は歳を重ねるごとに筋肉は衰え、転倒のリスクというものが上がってきます。転んで骨折するなど、入院したことがきっかけで寝たきりの状態になってしまうケースも多いそうです。
しっかりと体を支えるために、そしていつまでも自分の足で歩いて生活をするために、下半身をしっかりと鍛えて転倒しにくい体づくりをすることが大切です。
基礎体力の向上で健康な生活を!
フラは、ゆっくりとした運動スタイルが特徴的です。
こういった運動は有酸素運動といい、時間をかけて酸素を取り込みながら運動を行うことで、心肺機能の向上や血行改善などが期待できます。
また、全身を使って運動をするので、バランス良く運動機能を高めることができ、普段なかなか使わない筋肉も鍛えることができます。手足の筋力の衰えを予防し基礎体力を向上させることが、元気な体と心を養うことにつながりますので、フラなどで体づくりをしていただければ嬉しく思います。
また、以前のコラムでもお話ししたように、常夏の国で生まれたフラの曲は、青い海や緑豊かな山など豊かな自然を思わせる優しいメロディーで奏でられています。テンポの速い曲であっても、心がワクワクしてくるようなノリの良さがあります。
こういった曲を聴くだけでも心が癒やされますので、まずは音楽から親しんでいただくのも良いかと思います。
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