上北洋介プロのご紹介
本人と家族の安心を第一に、相続の将来設計をお手伝い(2/3)
信頼関係を培い、何でも話してもらえるような存在を目指して
金融系に勤めていた経験から、相談は「聞く」のではなく「聴く」ことを心がけています。「たとえ相続とは直接関係なくても、話をさえぎらず、長時間にわたっても、うなずきながら聴くようにしています。そうすれば安心感が生まれ、本音も言いやすいですから。経緯がわからないと判断しにくい場合もあるため、時には立ち入ったこともお尋ねします。それだけに、親身になって耳を傾けるという姿勢は何よりも大切ですし、信頼関係はそうした積み重ねによって生まれると考えています」
もうひとつのモットーは、メリットとデメリットの両方を丁寧に提示し、納得した上で選択できるように導くというところです。「たとえばお子さんが2人いて、一方には相続させたくないというケース。遺言にどう記載するか、調停に持ち込まれた場合はどうするか、相続させたくない理由を明かすのか否かなどについてご説明します。法的な拘束力はありませんが、遺言にビデオレターを加えて気持ちを伝えるという方法もおすすめです。作成や手続きが終わった後、安心しましたと言ってもらえると、やりがいを感じます」
遺言の作成方法もさまざまですが、上北さんは公正証書の作成を勧めています。自筆の遺言の場合、相続人の間で「有利な内容にさせたのでは」「本人のものと字が違う」「そばにいて書かせたのでは」などの疑惑から、裁判につながるケースが多いからです。公正証書なら公証人と証人が意思確認をするので、書かされたということは考えにくいし、公証人が作成するため、裁判などで覆る可能性が低くなります。
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