「怒りの矛先、ずっと間違ってた」潜在意識が教えてくれた”本当の相手”
PTSDって、聞いたことありますか?
大きな衝撃やダメージを受けた体験、
つまり「トラウマ体験」による
心の症状を「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」と言います。
別世界の出来事と思われがちですが、
いじめ、虐待、DVなども
PTSDを引き起こします。
(詳しくは複雑性PTSDと言います)
決して他人事ではなく
自分や身近な人にも起こりうることなんです。
今日は、家族がPTSDに苦しんでいる時に
周りがどうしたらいいのか、
そんなヒントをお伝えします。
●大切な家族がPTSDだったら
「なんでこの人って、こうなんだろう」
と思っていた夫が
実は、過去のトラウマ体験に
悩まされていたとしたら。
「もう、イヤだ!」と思っていた言動が、
PTSDの症状だったとしたら。
そのとき、家族として
どうしますか?
「この人が悪いわけじゃないんだ」
と思うと、
怒りや不満は軽くなるかもしれません。
でも、今度は
「じゃあ、どう接したらいいんだろう」
という新しい課題が生まれるものです。
それに、たとえ症状だとしても、
それをぶつけられる家族はつらいです。
そして、それが、今度は
家族にとっての新たなトラウマ体験に
なってしまうこともあります。
今回は、そんな夫をサポートしつつ、
自分自身の人生の希望も取り戻した
クライアントさんの感想をご紹介しますね。
●カウンセリングを受ける前の状態
(1)カウンセリングを受ける前は、どんなことにお悩みでしたか?
夫との関係で悩んでいました。
一緒にいると、とても息苦しく
希望が見出せませんでした。
また、PTSDの症状を発症している夫と、
どのように接していけばいいのか
わかりませんでした。
(2)カウンセリングを申し込む決め手になったのは、なんでしたか?
いつもメルマガを頂いていたので、
聡子さんには以前から
知っているような安心感がありました。
頂くメルマガで、
心に響く言葉がいろいろとあり、
信頼できる方だと思いました。
また、いつまでも悩んでいる毎日にさよならして
新しい一歩を踏み出そう、
という趣旨の言葉にも共感しました。
●「生きていても仕方ない」という夫
(3)カウンセリングを受けて、どんな成果や変化がありましたか?
夫のことを、深刻に
受けとめて過ぎていたと思いました。
PTSDや鬱などもあり、
相手は病気だからと遠慮して
言いたいことも言えなくなっていたり、
また絶望感や諦め、怒りの念などから、
コミュニケーションを最小限にしており、
閉そく状態にありました。
夫に
「もう生きていても仕方ない。
自分の人生なんてゆるかな自殺だ」
と言われる度に、
ものすごくショックを受けていたことについても、
カウンセリングが進む中で、
軽く受け流していいと言われ、
「え、そうなの?」
と、大きな発見でした。
夫はびくびくし、
また罪悪感を背負っている私に
甘えていた側面があったことが
初めてわかりました。
また、そういう夫をかわいそう、
と過度に遠慮したり、
特別扱いすることも、
本人のためにならないこともわかりました。
そうした中で、
夫も新しい生きがいを見出し、
日々取り組んでいます。
私も、ずっとかぶっていた
鉄面皮を脱いで、
夫と他愛のない内容ですが、
会話を始めたら
(外から見たら、以前も会話はあったので
そんなに変わっていないように
見えるかもしれませんが)、
気分が軽くなり、
夫に心を閉ざすことで、
自分も自分の心を殺していたのだなあと思いました。
今も、すべてが
スッキリしたわけではありませんが、
カウンセリングを通じてこそ
見てきたことがあり、
大きな発見でしたし、
また生きる希望や勇気も見出せました。
●まだまだ人生は変えていける
(4)何が一番うれしかったですか?
本来、自分に備わっている
明るさや能天気、楽天的な部分を
感じることのできる瞬間があり、
そういうときは
すごく幸せに感じました。
また「未来は自分が選択できる」と
何度も言って頂き、
もう若くはない私ですが、
まだまだ人生を変えていけるのだと
思えるようになり、
それに向けて、少しずつですが、
一歩を踏み出せたこともよかったと思います。
また、どうしてこんな夫と結婚したのかと
何度自問自答してきたかわかりませんが、
過度の気遣いや
恐れの気持ちなどから自由になってみると、
もうちょっと俯瞰して、
ありのままの結婚生活を
見られるようになったと思います。
(5)どんな人にオススメですか?
対人関係などで閉そく状態にあり、
うまく言葉で表現できないけれど、
苦しんでいる方におすすめしたいです。
(Mさん)
●「腫れ物扱い」ではない関わり方
トラウマの体験により
生きる希望を失った人は、
もちろん一番つらいのですが
それにより、
周りの人の生きる希望も
奪ってしまうことがあります。
そんな中で、トラウマ体験を受けた人を
さらに傷つけることなく、
そして、腫れ物扱いするわけでもなく
「何も損なわれていない人」
として接することが
本人と周りの家族の
生きる力を取り戻すことになるんです。
Mさんの関わり方が変わることで
Mさんの夫も、
生きる意味や希望を少しずつ取り戻して
確実に歩き始めたと思います。
そして、Mさん自身も
本来の明るいご自分を取り戻して
新しい一歩を踏み出しています。
完全にPTSDの症状が改善するためには
まだまだ時間はかかるかもしれないけれど、
おそらく、Mさんがカウンセリングを
受ける前のような状態に戻ることは、
もうないはずです。
私も、これからの
お二人の未来が、とっても楽しみです!
●周囲からのアプローチでも変化は起きる
実際にPTSDを発症している人は、
カウンセリングを受ける気力すら
持てないこともあります。
そんなときは、
周りの人からのアプローチで
変化を起こしていくこともできます。
気になった方は、
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